宝塚歌劇団の公演を福岡の博多座で、観劇した事はありますか?
毎年、宝塚歌劇団は約1カ月にわたり、博多座で公演をします。
宝塚の聖地から遠い九州在住者にとって、博多座公演は、宝塚を身近で感じられる素晴らしい機会です。
それなのに、今年はコロナの影響で宙組の博多座公演が中止になってしまって残念でなりません。
博多弁で、「好き」という意味の「すいとー」。そんな博多座のすいとーポイントをご紹介します。
博多座のすいとーポイント
博多座までの行き方
- 福岡空港から
▪︎地下鉄で「中洲川端」下車(7番出口直結):約8分
料金:260円
福岡空港から中心地までは地下鉄であっという間です!
- 博多駅から
▪︎地下鉄で「中洲川端」下車(7番出口直結):約3分
料金:210円
▪︎福岡交通センター(JR博多駅博多口側)からバスで「川端町・博多座前」下車:約15分(交通状況による)
料金:100円
どちらも便利ですが、私的には地下鉄がおすすめです。
バス料金より高くはなりますが、それでも安いですし、何より地下鉄はバスのように交通渋滞もなく、ほぼ時間どおりに運行するので、約3分でストレスなくサクッと行くことができます。
もちろん時間に余裕がある方は、料金も安いですし、福岡の街並みを見ながらゆったりとバスを利用するのもいいですね。
- 天神から
▪︎地下鉄で「中洲川端」下車(7番出口直結):約1分
料金:210円
▪︎西鉄バスセンターからバスで「川端町・博多座前」下車:約10分(交通状況による)
▪︎徒歩:約10分
天神から博多座は比較的近いので、天気が良い日でしたら、散策がてら景色を楽しみながら歩けば、意外とすぐです。
博多座のすいとーポイント
客席が舞台から近い!
宝塚大劇場に比べ、博多座は約1000席ほど座席が少ない為、基本的にどこの席からも舞台は近く感じます。
たとえ後ろの方に座っても舞台がすごく遠い!と感じる事はあまりないと思います。
3階席まであり、やや高さはあるものの、舞台全体がよく見渡せますので、下級生が後方で頑張っている姿もバッチリ目に焼き付ける事ができて、私は充分楽しめます。
サービスがありがたい!
まず、スタッフのみなさんがとても親切で、気持ちよく中に入れますので、思いっきり楽しいひと時を過ごすことができるでしょう。
そして、ありがたいサービスに、ひざ掛け・座布団の無料貸し出しがあります。
施設内は空調が効いており過ごしやすいのですが、観劇していると、夏でもだんだん寒くなってくることがあります。特に冷え性の方など、事前にひざ掛けを借りておけば、最後まで快適に観劇することができますね。
また、各階に多くのトイレがあり、幕間でもトイレ難民になることはありませんので、ご安心ください。
遠方から泊まりがけで荷物がたくさんある方は、ぜひ無料ロッカーのご利用を。
最初に100円必要ですが、ご利用後、返却されます。
売店、レストランが充実している為、幕間も忙しい!
博多座の醍醐味といえば、なんと言っても多くの売店とレストラン、カフェがあるところです。
特に、売店には博多座オリジナルの商品や、公演限定の物など、いろいろなグッズがあってとてもにぎやか!観劇前後、幕間に見てまわって、ぜひ、凝縮された博多をお楽しみください。
もちろんそこで軽食を買うこともできますし、ほかに、お弁当販売もしています。
また、レストランやカフェ、ベーカリーなどもあるため、自分のその時の気分に合わせてチョイスするのもいいですね。
トップスターが博多弁をしゃべる!
博多座公演では、トップスターがアドリブで、よく博多弁をしゃべってくれます。
観劇している私たちにとっては、それがスペシャルで、いつもと違う面を見ることができ、なんだか得した気分になるんですよね。
それも手伝ってなのか、タカラジェンヌと観客の距離が近く感じられるのも、地方公演の魅力のひとつと言えるでしょう。
さて、これでみなさんも博多座に行きたくなりましたか?
博多座はたくさんの魅力が詰まったすばらしい劇場です。
コロナが落ち着いて、観劇も自由にできるようになりましたら、ぜひいらしてください。
また、福岡は、ラーメン、もつ鍋、ごまさば、焼き鳥・・・と、おいしいもので溢れていますので、観劇を楽しみながらも、ぜひグルメめぐりもお忘れなく!
本当だったら今年も2年連続で熊本出身の真風涼帆さん率いる宙組の博多座公演があったのに、なくなってしまいましたね。
博多は寂しいです。
2021年、待っていますよ〜!