本日宝塚大劇場公演「うたかたの恋」「ENCHANTEMENT-華麗なる香水-」の千秋楽の宝塚歌劇団花組。
今回も新型コロナウイルス感染拡大の影響により途中中断を余儀なくされました。
一年前の東京公演時も花組さんは影響を受けていましたよね。
仕方がないこととはいえ、ファンとしても悔しい限りです。
ですが、無事に大劇場公演の千秋楽を迎えられたことはとても喜ばしいことですね!
そして、今回の公演をもって花組の頼もしい方々がご卒業されます。
華雅りりか(94期)
春矢祐璃(99期)
都姫ここ(104期)
花翔ひかり(105期) ※敬称略
上級生からまだまだこれからが期待された下級生まで…寂しいですね。
今回は華雅りりかさんについてお話していきましょう。
華雅りりかさんのプロフィール
愛称:りりか、りりこ。身長163㎝。東京都世田谷区出身。
2008年、94期生として入団。
月組公演「ME AND MY GIRL」にて初舞台ののち、星組に配属。
「摩天楼狂詩曲」(2010)にてバウホール公演初ヒロイン果たす。
2012年4月1日付で花組へ組替え。
「ラスト・タイクーン」(2014)にて新人公演初ヒロイン。
タカラヅカ・スカイステージではタカラヅカニュースの第4期メインMCとして活躍。
2023年1~3月「うたかたの恋」「ENCHANTEMENT-華麗なる香水-」をもって退団予定。
コメディが得意?
少し前の花組にはコメディジェンヌとも謳われた天真みちるさんや芹香斗亜さんがいらっしゃいました。
りりかさんもそのお一人なのでは?と思っているのですが、それを特に感じたのが芹香斗亜さん主演の「MY HERO」で演じたファニー・スミス。
MY HERO自体がぶっ飛びコメディ作品だったので皆さん面白かったのですが、りりかさんの入り込み具合には腹筋が筋肉痛になるほどでした。(笑)
老人ホームの施設長役なのですが、様々な陰謀によりカラスにさせられて(?)モノマネしているシーンは最高なのでまだご覧になったことのない方はぜひチェックしてみてくださいね!
りりかさんが醸し出すお嬢様感も大好きなのですが、隠しきれないコメディジェンヌ感も大好きです♡
華雅りりかさんの存在感
私が思うりりかさんの印象は「圧倒的安心感」です。
りりかさんが舞台にいたらグッとバランスが取れる安定感があります。
どんなアドリブやトラブルも自然な流れで応じている様子をお見かけする機会もあり、「ああぁまたりりかさんがやってくれた(良い意味で)」と何度も感じました。
そんな舞台人としての強さがりりかさんの推せる部分であり、組子の皆さんもりりかさんから学んだことのひとつなのではないかなと思っています。
また花組の可憐な娘役としての姿だけでなく、星組で培ったであろう熱い熱いパッションもショーの場面で見受けられることもしばしば。
表情の使い方がお上手でショーでのギラギラした雰囲気にぴったりでりりかさん自身が発光しているのでは?!なんて感じることもあったり。
そんな様々な表情を魅せてくださるのがりりかさんの魅力であり、舞台上での肝の据わった姿にきっと多くの娘役さんたちが刺激を受けたんじゃないかな~と感じています。
下級生の皆さんには最後までりりかさんの舞台人姿を目に焼き付けて花組の伝統をつないでいってほしいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。