今回は暁千星さんの魅力を語るパート②です!
前回は月組のぴよぴよ下級生時代(笑)から中堅どころへぐんぐんと成長するまでをご紹介しました。
今回は星組へ組替えしてからの暁千星さんについて思う存分語りたいと思います!!
2022年5月27日付けで星組生となったありちゃん。
星組生として活躍
星組生としてのデビュー作は全国ツアー公演”モンテクリスト伯/Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!”。モンテクリスト伯は2013年に宙組で初演され、凰稀かなめさんのお芝居が素晴らしく公演自体もとても好評だった記憶がありますのでとても楽しみにしていました!
ありちゃんは礼さん演じるエドモン・ダンテスの復讐を手助けする部下ベルツッチオ役。
今回はストーリーテラーを担っており、見せ場もある大きなお役でした。
月組時代だったら、もっと上級生の方が演じていただろう髭を生やしたイケオジなベルツッチオ役。
かつ底抜けに明るいお役だったのでありちゃんにピッタリだなぁと思いました。
ショーでは女役となり礼さんとバチバチに踊る場面があったり、フィナーレではエトワールをされるなど”ウェルカム!!暁千星!!”な雰囲気が漂っていて温かく迎えてもらって良かったねえと親心のような気持ちになりました。笑
また、この全国ツアーの頃は星組に馴染んでいるように見えつつもどこか緊張されているのかな?とナウオンステージなどを見て感じていました。
後のスカイステージトークでも全国ツアー集合日の前日は緊張しすぎてあまり眠れなかったとのこと。
ですが、星組は天華えまさん、有沙瞳さんはじめ98期生がとーっても多いので同期がたくさんいるのは心強かった様です。
そして大劇場公演デビューは『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~/JAGUAR BEAT-ジャガービート-』の二本立て。
まぁーこれが本当に本当に素晴らしかったです!!!
お芝居では国の宰相アヴァク役、こちらもお髭ありの悪役だけれども正義がある難しい役作りを見事に演じられていました。
そしてショーですよ、、!!一言で言うならば、”暁千星、覚醒!!!”でしょうか。
月組時代の可愛いありちゃんとは全く別人でした。
どの場面を切り取ってもスーパーハイパーイケメンで、ウインクとかバチバチしちゃう色気たっぷりのノリに乗った男役さん!!という感じ。正直度肝を抜かれました。笑
お化粧も濃くなっていてすっかり星組仕様。
まず、幕開きから仮面をつけ(10人くらいかな?)爆踊りされ、銀橋に居並んで順番に仮面を外すのですが、ラストに仮面を外すセンターにいたのがありちゃんです。
これだけで鮮烈な印象を与えていました。表情も目を細めたり、妖艶な笑顔見せたりと怪しい感じがとても新鮮でした。
そしてプロローグ。ブルーとイエローを基調にしたキラキラお衣装で星組月組カラーやん!!とめちゃくちゃテンションの上がる私。
笑 銀橋へ出てきてウィンクするわ飛ぶわでとにかくカッコいい。見る方も忙しい。笑
歌い方もどこか余裕のある大人な感じ。
抜け感という言葉がぴったり!
そしてこんなに声量あったっけとびっくりするくらい良く伸びる声で。
すでにプロローグだけでもお腹いっぱい状態でした。
そして次は猛獣使い(なかなかコアなお役)としてムチを持って登場。
片耳だけイヤリングをされていたりビジュアルも素敵。
礼さんとバチバチ踊る場面があったりとにかく見せ場がたっぷりでした。
フィナーレ男役群舞のラストは礼さん、瀬央さん、ありちゃんと3人で踊る場面がらあり、この3人で星組引っ張ってきます!!とものすごい気合いを感じました。
その場面からデュエダンに引き継いでいたりと、とにかく出ずっぱりで2.5番手かな?と言ってもいいほど、大活躍な大劇場デビューでした!
ジャガービートを経て一気に星組感が増したありちゃん。
もはやはじめから星組でしたと言っても信じます笑
スカイステージ のクリスマス特番では礼さん、舞空ちゃん、瀬央さん、ありちゃん、極美くんでイントロゲームをされていましたが、もうすっかり星組に馴染んでいて、なかなか点が取れない瀬央さんに対し”参加されてましたっけ?笑”とツッコミを入れちゃうほどでした笑。
ありちゃんご本人は人見知りだと言われていましたが、そんなこと微塵も感じさせない馴染みっぷりで微笑ましかったです。
またまた長くなってしまいましたので(笑)次回は赤と黒、1789を経て感じたありちゃんについてお話できたらと思います。