先日、5組全トップさんが集結し、110周年怒涛の演目発表があり、さらにはタカラヅカスペシャルや110周年大運動会日程まで。あまりの情報の多さに驚き、花組柚香光さん、月組月城かなとさんについて書かせていただきました。
今回はその第2段で、雪組、星組、宙組のトップさんの今後について書かせいただきます。
雪組
まずは雪組さん。発表された演目は『ベルサイユのばら』 -フェルゼン編-脚本・演出/植田 紳爾 演出/谷 正純。
やはりです!やはり来ると思ってましたベルばら。
初演から記念すべき50周年の年なのでどこかしらでやると思っていましたが雪組さんでしたね!
そしてフェルゼン編!!どこからが足?というくらい超絶スタイルの良い彩風さんなので、フェルゼンの軍服や宮廷お衣装もとても似合うだろうなぁと思います。
そしてマリーアントワネットは夢白あやさんでほぼ確定かと。オスカル、アンドレは2番手の朝美絢さん、3番手の和希そらさんだと思いますが、過去の再演を振り返っても役替わりがあったので、今回も役替わりありと予測しています。
100周年の際も雪組でフェルゼン編が上演されましたが、宙組トップ凰希かなめさんがオスカル、星組トップ柚希礼音さんがアンドレとして特別出演され話題になりましたよね。
今回もトップさんの特別出演もしくは専科から水美さんや瀬央さんが出演される可能性が高いと思います。
となると95期同期でオスアンの可能性も!?これは楽しみですね!
そしてトップコンビの進退についてですが、彩風さんはベルばらが6作目、夢白さんは3作目になります。
彩風さんはトップになるべくして育てられた雪組の御曹司ですし、そもそもベルばらでトップさんが退団されることは少ない気が、、。夢白さんも同じく退団はまだ先かなと。
星組
お次は星組さん。すでに発表済みでしたが110周年の幕開け、お正月公演は
『RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Bheem~』脚本/演出 谷貴矢、レビュー・シンドローム『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』作・演出/指田 珠子の2本立て。
RRRは2022年に公開され今なお世界中で大ヒット中の笑いあり涙ありの超大作インドムービーです。
やっぱりお正月公演は力入ってるなーと感じますよね。
ミュージカル映画ということで、ダンスがとっても難しいというかとんでとなく爆踊りしています。
礼さんとおそらく2番手となる暁さんでしか、なし得ない演目なのかもしれません。
また、暁さんはおそらくこの公演から大劇場2番手デビューとなるので”こと×あり”の歌えて踊れる2トップを売り出していきたい劇団の意図を感じます。
とにかく踊る演目になりそうなので、こちらも専科の水美さんあたりが出演しそうですね。
博多座ME AND MY GIRLでも星組さんと共演しますし、これから星組さんと水美さんはご縁があるかも?
そして礼さん舞空さん共に今作で7作目。
退団もよぎる時期ですが、礼さんが1789の後に休養されることもを考えると110周年ももう一踏ん張りされるんだとしか思えません。
なので退団は早くとも2025年かな?
舞空さんも添い遂げっぽいのでまだまだことなこコンビで躍進しそうな星組さんです。
宙組
最後は宙組。
何の演目が来るか全く予想がつかなかったのですが、こちら。
宝塚歌劇百十周年紀念奉舞『宝塚110年の恋のうた』作・演出/大野拓史、
ミュージカル『FINAL FANTASY XVI』脚本・演出/小柳奈穂子。
まさかのFFです!
私自身 F Fシリーズはあまり詳しくないのですが、原作のビジュアルを見る限り、芹香さんの切れ長な目や憂のある雰囲気がピッタリハマりそうだなと今から楽しみです。
芹香さんご本人もゲームの大ファンとのことなので研究に研究を重ね本作に挑まれるのではないでしょうか。
また春乃さくらさんも伸び代が未知数ですが、歌うまさんですしお芝居も出来る方だと思うのでこれからが楽しみです。
また宝塚レビューブックDVDでは、とても和気あいあいとした雰囲気が素敵だったキキさくコンビなので、これからお2人がどのような化学反応を見せてくれるのかとても楽しみですね。
前後しましたが、もう一作品は大野先生の和物レビュー。
“宝塚の日本物作品の中から恋に纏わる歌をセレクト”と解説にあります。
和物レビューと聞くとつまらないかも、、と思いがちですが、日本物の恋愛ソングは名曲揃いですし、日本物縛り&しゃべ化粧のタカラヅカスペシャルのような感じではないでしょうか。
キキさくコンビは今作で2作目。
ここからが組の充実期に入ると思うので退団はまだまだ先の予感。
とここまでが2024年前半の演目です。
後半以降もどのようなラインナップになるのか今から楽しみですね!