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劇団記者会見でモヤモヤ

おはようございます。

昨日の宝塚歌劇団、そして遺族側の記者会見を拝見してから、スッキリしない気持ちでいます。

パワハラの事実を認めた宝塚歌劇団。そして合意書締結まで至った遺族側の弁護士の会見。

長く苦しい半年間を過ごされた遺族の方々。

日本中に多くのファンをもち、公演が始まれば多くの人々を夢の世界へ誘う宝塚歌劇団。その華やかな舞台裏で劇団員が生命や健康を害する事態が発生していたなら、それは決して許されることではありません。

宝塚が特別扱いされる理由にはならず、基本的人権の尊重は絶対的なものでなければいけなせん。

しかし、宝塚歌劇団は全ての責任は劇団運営側にあるとして、組織改革に向けて色々変えていくことを発表されたが、宙組は、現体制のまま宙組公演を続けると発表された。

パワハラを認めた上級生への処分は何も発表されなかった。

上級生が絶対的権力を持っていた宙組が、現体制のままで公演を続けることに違和感を感じざるを得ない。

現体制のままでまとまりのある公演なんてできるのだろうか。

もちろん、運営側の責任は大きいが、今回の事件を全て、運営側の責任としてしまうのはいかがなものだろうか。

つらいことだけれど、当事者たちも辛い決断をしなければいけないのではないだろうか。

それをしない中でどんな気持ちで公演を観劇したらいいのだろうか。モヤモヤは尽きない。

この一件が表面化して以来、宝塚ファンの中でも様々な意見が交錯しています。

一部のファンは、問題の根深さを認識しつつも、劇団の対応に一定の評価を示しています。

しかし、他のファンは、問題がこれだけ明るみに出たにも関わらず、具体的な改善策や責任者の処罰が不十分だと感じている方もいらっしゃるでしょう。

宝塚歌劇団が好きだからこそ、歴史と伝統に敬意を払いながらも、現代の価値観に即した改革を求めています。

宝塚ファンとしては、宝塚歌劇団が直面する課題に真摯に向き合い、より良い未来へ進むための努力を続けて欲しいと願うばかりです。

そして、もう一度、心から舞台の魔法に酔いしれる日が来ることを期待しています。

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