3度目の再演で話題になっている宙組公演『オーシャンズ11』が現在東京宝塚劇場で公演中です。
そこで、今回は2013年に上演された花組のオーシャンズ11について、大好きな場面について語りたいと思います!
花組「オーシャンズ11」プロローグ
私の大好きなプロローグ!ゾクゾクしますよね。
ダニーが服をパッと脱いで、fake cityの楽曲で男役、イレブンの皆さんが激しくかっこよく踊られるナンバー。
蘭寿とむさんならではの注目ポイントはズバリ、大人の余裕、魅力です!
開襟も素晴らしいのですが、星組さんのオーシャンズ11よりも、宙組さんのオーシャンズ11よりも、大人の色気がだだ溢れてます!
ポケットに手を入れて踊る場面がありますが、ここにも大人の余裕さを感じます。
この花組イレブンは、立ち向かってくるものを軽くひょいとかわしてしまいそうな、戦うぞ!と気合満々ではなく、さらっと敵に勝ってしまうような、そんな雰囲気が溢れてます。
ラスティーとダニーの絡み
ラスティー演じる北翔海莉さんとダニー演じる蘭寿とむさんは宙組で同じ時期を過ごされていて、とても仲がいいと有名ですよね。
この公演中は北翔さんの楽屋に蘭寿さんが昼寝をしに遊びに行っていたとか、そんな話もありますね!
本当に仲がいいお二人だからこそラスティーとダニーの昔ながらの仲間という感じが舞台上でも伝わってきてとてもいいです!
ダニーが刑務所から出てきてエルチョクロでラスティーと再会する場面。
エルチョクロのオーナーが立ち退きを促されますが、断固と拒否されます。
それに対して、暴力で強制的に立ち退きさせようとされます。
そこでラスティーが立ち向かいますが、ラスティーはこう見えて結構弱い(笑)すかさずダニーが助けに入ります!ダニーの強さとまぐれに当たるラスティーのパンチでなんとか相手を追い出します。
この戦いの場面のお二人!腕を組んでくるくる回ったりなんて可愛らしい♡
そしてそして、ジャックポットの場面では、ダニーとラスティーが背中合わせで肩をトンと合わせて「ダニー」「ラスティー」と名前を呼び合います。
その時のニヤリとした表情といい、息のあったタイミングといい、本当の信頼関係が垣間見えます!
ジャックポット
さてさて話題に出ましたジャックポットの場面。
ここは一番好きなところです。
イレブンメンバー、そしてメンバーを上から見下ろすベネディクト(望海風斗さん)と心配そうな表情を浮かべるテス(蘭乃はなさん)。
自分の運をかけるダニー。
カジノの金庫に入ることはジャックポットと同じくらいの確率ということですね。
ベネディクトに宣戦布告した後のこのナンバー。
最後にイレブンメンバーが一列に並んで階段を上っていきますが、その背中!!男らしくて、大きさを感じれてほんとに、なんて素敵な男役が揃った組なんだろう…♡と思います!
忘れてはいけないこの男!望海風斗
イレブンメンバーだけではありません。この男がいます。
望海風斗演じるテリーベネディクト!!
星組のベネディクトより、宙組のベネディクトより、マフィア感、悪い男感、そして切れ者感があって、素晴らし過ぎる!
夢を売る男のナンバーは望海風斗さんの歌唱力の素晴らしさで、内容は極悪人の人生ですが、聞き入ってしまいます。
極悪人なのに、女性に優しくできる男。
優しくて(表だけですが(汗))色っぽくて、エスコートがうまい!こんなにできる男だったら好きになります♡
さらに望海風斗さんの元々の色気もかっこよさも、声の深みも増して益々めろめろになってしまいます!
私の好きな歌詞
テスがガラスの部屋に入る前、ダニーが歌うナンバーの歌詞に、”エデンの園のイブは禁断の木の実を食べて真実の愛を知った”、”蛇がいなければアダムの愛に気づかなかった君”とあります。
いやぁ~。深いですね♡
初めはあんまり気にして聞いていなかったんですが、確かに、そうだよなあ。と思いました。
エデンに住めなくなった代わりに愛を知ることはできたんですもの。
ベネディクトのおかげでダニーの本当の愛に気づくことができて、本当に良かったです、テス!♡
ベネディクトから逃げてきて、テスはダニーに、離婚届けを突きつけます。
仕方なくダニーも書くのですが、「いらないわ♡」と、途中でくしゃくしゃって丸めて、その離婚届けを捨てます!
本当よかった!!やっと本当の愛に巡り会えて元鞘に収まってよかった!
この2人ならずっと喧嘩もたまにしながら夫婦生活を送るでしょうね(笑)
最後に
オーシャンズ11を語ろうと思ったらブログでは収まりきれません!
イレブンメンバーでの推しは誰ですか?
きっと皆さん自分の中に特定のこの人のこの部分好きだな!とかあると思います。
まだ見たことない方は是非、見てみてくださいね!