宝塚歌劇団を卒業して、芸能の世界でも新たな人生を歩んでいる元タカラジェンヌさんたち。
先日早霧せいなさんのご著書「夢のつかみ方、挑戦し続ける力」を読みました。
その本の最後にこんな記述がありました。
「元宝塚トップスター」という肩書きで呼ばれなくなるのが、今後の目標になりました。
早霧せいな著書「夢のつかみ方、挑戦し続ける力」から抜粋
この肩書きが真っ先にでる間は、まだ「早霧せいな」個人としての活動が宝塚時代を上回っていないのだと思う。
大地真央さん、真矢みきさん、天海祐希さんのように
「元宝塚トップスター」と呼ばれなくなった時が、私が本当に宝塚を卒業できたとき。
これからの人生の目標をきちんと具体的に見ている人だな〜・・・と思いました。
そして、ふとツイッターを見ていたら、ちょうど、今日、七海ひろきさんが池袋サンシャインシティ噴水広場でイベントを行なっています。
そのイベント会場で大きく表示されていたポスター。
宝塚ファンだけではない方も大勢が見ることが可能のイベント会場でのポスターにも関わらず「元宝塚歌劇団」という肩書きがない。
ふと気になって、インスタやツイッターも見たけれど、目立つ場所には「元宝塚歌劇団」という肩書きを載せていないことに気づいた。(HPのプロフィールにはもちろんあるけれど)
肩書きをつけない方の傾向は?
・・・ということで、またまた気になって他の宝塚出身の方のインスタを色々と覗きにいってみると・・・ある傾向が見えてきた。
肩書きをつけていない方は、
宝塚を卒業して、「新しい自分の可能性」に挑戦し続ける人。
過去の自分にこだわらず、前だけをみて進む傾向がある
肩書きをつけている方は、
「宝塚歌劇団出身」を自分の価値の一部。
過去の自分も大事にしながら前に進むタイプ
前者、後者、どちらがいいとか、悪いとかいうことではありません。
宝塚歌劇団というところは、誰でも入れるようなところではないわけですから、大きなブランドであり自身が努力の結晶で大きな価値のあるものなのですから、名乗ることも大いに大賛成。自由です。
しかし、元トップスターだった方や宝塚歌劇団の中では名前が知れ渡っている人の方が、肩書きを載せていない傾向にあるのでは?と気づきました。
名乗らなくてもわかるからいいのかは、定かではありませんが、
傾向として
「過去を振り返らず、前だけを見て、新しいことに挑戦する思いが強い人」ほど、宝塚歌劇団の中でも、上にいく人が多いのではないかしら??と思った次第です。
過去の肩書きを見せないってすごい勇気と挑戦だと思います。
ちなみにみなさんがタカラジェンヌだったら、どっちとる???
私は、もちろん、
名乗らない宝塚OGのことを「かっこいい〜!」って心で思いながら
ずっと名乗っていたい方です笑。