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華形ひかる・退団の挨拶全文(宝塚大劇場)

退団の挨拶

宝塚歌劇団星組の千秋楽で宝塚大劇場を卒業された専科の華形ひかるさん。

今回はこの状況の中で、千秋楽が迎えられ、そして男役を22年間という長い間、宝塚歌劇を支えられた専科の華形ひかるさんの卒業のご挨拶が聞けたことを本当に嬉しく思います。

そして、その華形ひかるさんのご挨拶の中に、この状況の中、私たち、宝塚ファンに向けた心に刻まなければいけないメッセージであるような気がして、今回も、こうして、ブログに書き留めておきたいと思います。

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華形ひかるさん・退団の挨拶全文(宝塚大劇場)

本日、こうして公演を再開するにあたり、ご尽力いただきました劇団関係者の皆様、公演スタッフの皆様、そして、本日ご観劇くださいましたお客様に、お礼申し上げます。
ありがとうございました。

休演中、ずっと考えたのは、舞台のことでした。

宝塚は、私の、全てなんだと、あらためて、感じることができました。

清く、正しく、美しくと、そして朗らかに、小林一三先生のお言葉を幾度も考えました。

その言葉の意味は、今の私には、

強くあれ、たくましくあれ、と、そして、周りの仲間と、宝塚を信じる絆を感じろと、

おっしゃっていただいているような、気がしております。


今回の舞台は、礼真琴率いる、新生星組にとっても、一人ひとりにとっても、大切な過程の舞台です。

この舞台が続く限り、東京公演の最後まで、私のすべてを、宝塚に捧げます。

今日、こうして、私を、ここに立つまで支えてくれたすべての皆様、
励まし、支えてくれた皆様、そして、私を育ててくれた、この宝塚大劇場に、たくさんの感謝と愛の気持ちを
込めまして、本当にありがとうございました。

「強くあれ、たくましくあれ、そして周りの仲間と、と宝塚を信じる絆を感じろ!!!!」

本当に、そうだよね。

日本中が、外に出かけることもままならないような状況になってしまい、
そして、再度の休演が発表されてしまい、本当に気落ちしている方も大勢いらっしゃることと思います。

私も今日は本当に、気落ちしてしまいました。

でも、この華形ひかるさんの挨拶を聞いて、もう一度、気持ちを改めて、宝塚を信じよう!!!!と。

こんなに一つの舞台に、力を注いでくれている、劇団スタッフやタカラジェンヌさんたちがいるんだから!!!!

しばらく、待とう・・・・と。

いつまでも、今の状況が続くわけないんだから!!!!!!!!