宝塚歌劇団は、ほぼ毎日どこかで公演をおこなっていたのに、こんなに中止が続いてしまって・・・・。
公演ができなければ、その分のチケット代は払い戻しになってしまう。
ロングランという文化は宝塚にはない
公演はいつも新しい演目を作り続けている宝塚歌劇団。
公演を「延期」するという選択肢は宝塚歌劇団にはないのです。
公演のために作った衣装、カツラ、舞台装置、脚本、作詞作曲、ポスター撮影・・・・。
もちろんそれだけではありません。どんな公演をするか、誰に依頼するか会議を繰り返し、著作権等の申請や交渉・・・。
一つの作品に数年がかりで取り組んできた劇団。それをたった約100回の公演で終える。
今まで中止になった損失額は??
少し、下世話なお金の話になりますが、中止になった分のチケット代ってどれくらいなんだろう・・・・とちょっと計算してみたくなりました。
宝塚大劇場・花組の中止回数19公演
1回公演の損失額 | |
SS席194席×12500円 | 2,425000 |
S席1408席×8800円 | 12,390,400 |
A席475席×5500円 | 2,612,500 |
B席473席×3500円 | 1,655,500 |
合計:1666万円(四捨五入) | |
19回休演 | 3億1730万円 |
3億1730万円
東京宝塚大劇場・星組と雪組
1回公演の損失額 | |
SS席133席×12500円 | 1,662,500 |
S席1440席×9500円 | 13,680,000 |
A席229席×5500円 | 1,259,500 |
B席263席×3500円 | 920,500 |
合計:1650万円(四捨五入) | |
星組:14回 雪組29回 計43回休演 | 7億950万円 |
7億950万円
月組・別箱公演
席数の詳細わからずチケット平均8000円で計算
1回公演の損失額 | |
月組「赤と黒」1656席×8000円 | 13,248,000円 |
8回休演 | 1億560万円 |
月組出島戦争 1300席×6700円 | 8,710,000円 |
4回休演 | 3485万円 |
計12回休演 | 1億4045万円 |
1億4045万円
総計 11億6725万円
四捨五入し、ざっくりとしてますが、中止になったチケット代の損失だけでなんと
11億6725万円!!!!!でした。
もちろん、休演になった損失はこれだけではありませんね。
満席が常の宝塚ですからこれをどこで回収していくのでしょう?
客席数や公演回数をこれ以上増やす事はできないですからね。
という事で、私たちができる事は、グッズや円盤を買うことしかない!
買いましょ、買いましょ。〜と結局そこにたどり着く、、という笑。