先日宝塚歌劇団雪組の「炎のボレロ」を観劇にいきました。
全国ツアーが中止になって、梅田芸術劇場での公演となってしまいましたが、それでも公演が出来たことは、救いでしたね。とても嬉しかったです。
公演が長引いてしまったジェンヌさん達の気持ちを思うと長い期間、舞台に立てずともいつでも舞台に立てる状態に、休止期間中も常にしておかないといけないプレッシャーってどんなだろう・・・と胸が痛くなりました。
そして、あんな素敵な公演を半分しか埋まっていない客席で観るのも胸が痛かった。
さて、今のコロナ禍、世の中はどうなっているんでしょうか?
あまり外に出ないので、世間のことはよくわからないけれど、それでも梅田芸術劇場に行った時、行きも帰りも電車の中は普段どおりの日常に戻り、飲食店も普段どおりに戻っているように思えた。
劇場に入ると、スタッフさんたちは、一生懸命、お客様に声をかけ、距離を取り、されていました。
帰りの退場のときも、一気に出口に人が集まらないように、順番に劇場から外に出るように誘導されていました。
しかし、一歩外に出ると、もう日常じゃん・・・・・。
責任元を追えるところだけ管理されている
どうも、責任元を追えるところだけが、管理されている気がしてならない。
だって、電車だって、もう隣に人は座っているんだし。
電車で感染するだろうけど追えないから、客席数減らさないでしょ。
劇場内は、消毒して、マスクして、おしゃべりもせず、静かに客席にいるんだから、もういいじゃん。
行き帰りの電車の混雑の中で、どうも矛盾を感じてしまって、なんで、劇場だけ、あれだけのリスクを追わなくちゃいけないんだ!!!!!って思ってしまいました。
今の状況は、今だけど、どんどん変化していくと思う。
でも、これから先の公演予定の雪組「NOW ZOOM ME」も月組の「WELCOME TO TAKARAZUKA」も半分のチケットしか販売を予定していない。
毎日状況が変わるので、判断するのは難しいし、対応するのも大変だと思うけど、それでも、もうそんな先まで、客席減らした対応しなくてもいいんとちゃう??って思っちゃいました。
感情でものを言ってはいけないけれど、やっぱり満席の客席の前で、ジェンヌさん達を舞台に立たせてあげたい!!!!!そう思わずにいられません。