本日2020年9月20日(日)宝塚歌劇団専科の華形ひかるさんが、宝塚歌劇団を卒業されました。
1999年4月に初舞台から22年。
花組時代から今まで約70人の役を演じてこられたそうです。
専科からのお花は、悠真倫さん、
同期生からのお花は、雪組組長の奏乃はるとさんでした。
華形ひかるさん・退団の挨拶全文(東京宝塚劇場)
ようやくここに、たどり着いたというべきか、ついに来てしまったというべきか、言葉を選んでしまいます。
しかし、東京公演も今日まで続けてこられましたのは、劇団関係者の皆様、公演スタッフの皆様、お客様、皆様のご協力があったからです。
本当にありがとうございました。
3月以降、不安な時もありました。しかし、そんな時、宝塚に対する私の思いはいつも高まるばかりでした。
男役のためならば、宝塚のためならば、とそんなふうに思える宝塚に育てて頂いた私は、本当に幸せ者です。
そして、仲間たち。みんなの存在もとても大きかったです。
皆さんには、「清く、正しく、美しく」と「朗らかに」、小林一三先生のお言葉の意味をしっかりとおさえて、これから先の宝塚も強く未来につなげてほしいと思います。
私の男役人生、宝塚人生に、一片の悔いもございません。
私と共に歩んでくださった皆様、長い間、本当にありがとうございました。
星組トップお披露目公演でした
今回の星組公演は、コロナの影響を大きく受けて、中止、延期、中止、再開となり、なんと東京宝塚劇場での千秋楽まで7ヶ月間もかかってしまいました。
トップスターの礼真琴さんの挨拶の中でも逆境を乗り越える演目と現実が重なったようで「時々自分なのか、丹礼真(役名)なのかわからなくなることがありました」と涙ながらに語っており、胸が熱くなりました。
華形ひかるさんは、最後まで「世界の彼氏」でした。
最後は涙、涙で、本当に良い千秋楽でした。
今回は、星組礼真琴さん、舞空瞳さんのトップコンビお披露目公演でした。
しかし、7ヶ月間の間に立派なトップさんになられていて、お披露目公演とは思えない素晴らしい公演だったと思います。