宝塚歌劇団には親族にスポーツ選手や有名人がいる生徒が多数在籍しています。
高い競争率を勝ち抜いて宝塚音楽学校に入学したタカラジェンヌをまとめてみました。
星組男役 稀惺(きしょう)かずと(105期生)
元プロテニス選手でニュースキャスターの松岡修造さんと元テレビ東京アナウンサー、田口恵美子さん夫妻の長女。
2017年105期生として宝塚音楽学校入学しました。
松岡修造さんのお子さんというより、宝塚ファンの中ではなんと言ってもこちらのほうがでかい!!
宝塚歌劇団など阪急東宝グループの創業者、小林一三が高祖父、祖母も星組男役・千波静として活躍した。親族に歴代の歌劇団理事長、タカラジェンヌがおり、まさにタカラヅカの申し子。
音楽学校の卒業公演である「文化祭」では演劇で主演を務めるなど、将来有望の男役です。
お母様の田口恵美子さんは「小さいころは『お笑い芸人になりたい』って言っていました。父を見てもらったら分かるように、周りの人を笑わすのが好きで、皆さんを笑顔にできる人になれれば」と人柄を明かしています。
月組男役 暁千星(あかつき・ちせい)(98期生)
プロ野球・元南海ホークス投手の山内和宏さんの次女。
2010年に音楽学校に入学した98期生です。
1983年に18勝を挙げて最多勝を獲得した父親譲りの身体能力を生かし、首席で卒業した。
歌劇団入団後も新人公演主演4回も経験、バウホールでの主演も務めるなど、将来のトップスター候補。
星組トップスター 礼真琴(れい・まこと)(95期生)
サッカー元日本代表で名古屋グランパスなどで活躍した浅野哲也さんの次女。2007年入学の95期生。
こちらも暁千星さんと同様、首席で卒業し、入団すると、入団当初から注目され、2019年10月に入団11年目で早くもトップスターに就任。
歌、ダンス、芝居、三拍子そろった注目の現役トップスターです。
2021年2月には「ロミオとジュリエット」(兵庫・宝塚大劇場)が開幕。2013年に新人公演初主演を務めたロミオ役を再び演じている。カラオケが趣味。
月組男役 風間柚乃(かざま・ゆの)(100期生)
女優、故・夏目雅子さんの姪で、プロゴルファーで小達敏昭の長女。叔母は元アイドルグループ、キャンディーズの故・田中 好子さん。
2012年入学の100期生です。
「文化祭」ではソロ歌唱や演劇では主役を務めた。
早世した夏目さんには会ったことはなく、ビデオで活躍を見ていたという。
宙組2 番手スター 芹香斗亜(せりか・とあ)(93期生)
父はプロ野球・オリックスなどで活躍した山沖之彦で母は月組男役の白川亜樹。2005年入学の93期生。
新人公演を4度も務め、バウホール主演経験も有り。入団後は星組配属となったが、2012年に花組へ組替え。2017年に宙組へ組替えとなり、トップスター、真風涼帆(まかぜ・すずほ)を支えている。
月組娘役 蘭世惠翔(らんぜ・けいと)(102期生)
元女優で実業家の君島十和子さんの長女。
2014年入学の102期生。4歳からバレエを始め、2回目の受験で合格した。
2018年8月「エリザベート」で少年ルドルフ役に入団3年目で大抜擢されたが、2019年8月に娘役に転向した。
転向直後の新人公演「I AM FROM AUSTRIA」では本公演で娘役2番手の海乃美月が演じたジョージの母・ロミーを務め、好評を得た。
宙組男役 優希(ゆうき)しおん(100期生)
プロ野球・西武や巨人で活躍した清原和博氏のいとこの娘。
清原氏と同じ岸和田出身で2012年入学の100期生。
2018年4月の新人公演「天は赤い河のほとり」では、2番手男役スター・芹香斗亜の役、ウセル・ラムセスを好演。
2020年11月の「アナスタシア」では得意のダンスで存在感を見せた。
月組娘役 妃純凛(ひすみ・りん)(100期生)
プロ野球近鉄や阪神で投手として活躍し、甲子園の元祖アイドル、太田幸司氏の長女。
中学3年からラストチャンスの4回目の受験で合格。
2012年入学の100期生。
当時の入学式には幸司氏も出席。「9回裏、逆転ホームランですね。ドラフトでやっと球団入りしたようなもの」とコメント。
さらに「体が丈夫なのは僕に似たのかな。似なくていいのに、お尻が大きいのも一緒ですけどね」と冗談交じりに話したという。
こうやって見ると、サッカー選手の野球選手などスポート選手だった親御さんを持つお嬢さんたちって身体能力が高いジェンヌさんが多いですよね。
更に野球選手のお嬢さんは、父親に似て背も高く、男役になる資質が十分に備わって生まれてくるんですよね・・・・。