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彩凪翔さんファントムでは二役を演じる

彩凪翔さんは二役注目のタカラジェンヌ

彩凪翔(あやなぎしょう)さんは、トップスター望海風斗さん、真彩望帆さんを中心とする、宝塚歌劇団雪組の有望な男役さんです。

知的な役柄が似合うその姿を、彩凪さんの出身地を意識して大阪弁で言わせていただくと、「めっちゃシュッとされた」方です。

とても器用な雰囲気を持たれた、「実際にも頭が良い方だろうな」と思わせられる男役さんですよね。

つい先日まで東京宝塚劇場でも、ミュージカル「凱旋門」でお医者様の役をされており、その姿は聴診器の似合う素敵な装いでした。

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彩凪翔さんから感じとれる「知的さ」

ミュージカル「凱旋門」のお医者様の役では、先日テレビでこのようなエピソードを話されていました。

それは聴診器を小道具として、使うことになった時の話になります。

聴診器を首にかける時に、心臓に当てる部分と耳に入れる部分、左右どういった方向でかければいいのかを、考えたとのことでした。

「そこまで考えるんだ…」と、演じる方達というのは、奥が深い部分まで演じようとされるのだと感じました。

また、子供の頃の夏休みの話の中では、みんなが重荷に感じる宿題を、なんなく熟されていたんだと、感じる言葉もありました。

彩凪さんは自分なりに、カレンダーに宿題の予定を書き込み、それを消化していくやり方が好きだったそうなんです。

そのことを知り、こちらのお話からも、利発さを感じるエピソードだなと思いました。

雪組の大先輩である轟悠さんと共演

「凱旋門」では専科の轟悠さんがご出演で、テレビではとても勉強になると、彩凪さんはおっしゃっていました。

轟さんといえば「トムさん」の愛称で、トップスターを経験されていて偉大すぎる、雪組の大・大・大先輩になる方で、凄まじいオーラを感じるそうなんです。

彩凪さんであれば、きっと多くのことをそばで見て感じ取られ、学ばれることも多いでしょう、良い先輩をお持ちでうらやましい限りです。

宝塚音楽学校92期生…

彩凪翔さんの音楽学校の同期には、元花組トップ娘役の蘭乃はなさん、現宙組男役トップスターの真風涼帆さんがいらっしゃいます。

2004年に受験されたようですが、その際の合格者は50人、受験者数は1066人(なんと!)、合格の倍率は21.32倍だったそうです!

大阪市立の中学校を卒業後、宝塚音楽学校に合格されて、まだまだお若い彩凪さんです。

秋からの次回公演「ファントム」では2役の彩凪さん

2018年11月からは、雪組公演「ファントム」が上演されることになります。

こちらの作品は、オペラ座の怪人を元としており、2004年の宙組から始まり、再演が繰り返されてきたもので、彩凪さんは2役に挑まれます。

フィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵と、アラン・ショレという正反対のタイプの役柄を、朝美絢さんと約1週間ごとに役替わりをされます。

今までは、彩凪翔さんは、93期で現在2番手として活躍する彩風咲奈さんと彩彩コンビとして売り出していたけれど、彩風咲奈さんは2番手となり、次は朝美絢さんとなのか・・・という気がしてなりません。

・・・なんてことはあまり考えず、彩凪翔さんにしか出せないオーラが十分あるので、

今後とも素晴らしい活躍が期待できる男役さんの、そのご活躍をファンの皆様とともに拝見していきたいです。

彩凪 翔 プロフィール

初舞台 2006年宙組公演「NEVER SAY GOODBYE」

出身地 大阪府大阪市

誕生日 6月2日

身長 170cm

愛称 しょう・あやか

入団期 92期