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真風涼帆さんはパリがお似合い

宝塚歌劇についての雑記

現在、公演中の宝塚歌劇団宙組公演『Delisieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』。

巴里のスイーツをモチーフにしたとにかく可愛らしいショーに心躍る宝塚で愛されている数々の楽曲が使用されており誰もが楽しめる内容となっていますよね。

しかし巴里。

巴里…?

トップスターである真風涼帆さんと巴里の組み合わせにデジャヴだった方、私以外にもおられるのではないでしょうか?

気になりすぎてこれまで真風さんが出演されていた作品の中で巴里をテーマにしているものをいくつが抜粋してみました!

2017年に上演された『宝塚巴里祭2017』です。

まずこれは外せませんよね?

宝塚において巴里というものが特別な存在であることはご存知のことかと思います。

1927年に宝塚にて日本初のレビューである『モン・パリ』が花組にて上演されました。

それ以降数々のレビュー作品を発表し、その度に我々ファンを楽しませてくれていますが、やはり元祖の作品であるということで思い入れも深いですよね。

そんなパリのあるフランスに敬意を表して宝塚ではフランス革命が実行された7月14日前後に毎年(コロナウイルスの影響により一部中止)『宝塚巴里祭』が行なわれています。

ちなみに、この催しは宝塚独自のものではなく実際にフランスにおいて共和国の成立を祝う建国記念日として実際にフランスにおいて実存しているものになります。

宝塚においてはそんな大切な公演である巴里祭は毎年路線の男役さんを主演に据えて上演されるため、ファンとしては主演に選ばれた方はトップ候補なのでは…?とささやかれることも多いわけです。

少し前の作品になりますが、真風さんの初のバウ主演ということで『ランスロット』もご紹介させていただきます。

円卓の騎士と言えば誰もが聞いたことのある物語ですが、こちらはイギリス(ブリテン)の王・アーサーの元に集った騎士達の熱い友情と対立を描いたストーリーとなっています。

どこがフランス…?となったかと思いますが、このランスロットはフランス出身の騎士なんです。

物語自体はイギリスを舞台とはしているのですが、真風さんの演じられているキャラクターがフランス人というのには縁を感じますよね。

元相手役である花組トップ娘役である星風まどかさんと組替え直前に出演されていた『アナスタシア』。

ロシアのお話ではありますが、2人が目指す先はパリ!

宝塚と言えば出演者はもちろんなんですが、お衣装やセットもその地域や時代を忠実に再現しているという意味でも芸術度の高いものになります。

1幕のロシアと2幕のパリでは舞台セットの色合いや町にいる人々のお衣装もガラッと印象が変わっているところがとても繊細な世界観創りとなっており、細部にまで宝塚を感じることが出来ます。

ディズニー作品ということもあり、思わず口ずさんでしまうような楽曲が多く使用されていますので是非チェックされてみてくださいね。

そして先日発表された次回の大劇場作品『NEVER SAY GOODBYE-ある愛の軌跡-』。

1936年に勃発したスペイン内戦を背景に、写真家と劇作家との愛を描いたストーリーとなっています。

真風さん演じるジョルジュはポーランド生まれの写真家。

パリでの風俗写真集で評価を高め有名写真家として活躍していた…という人物。

そう、つまりまたパリに縁のあるキャラクターなんです。

他にもあるのですが、オリジナルスイーツでは酢、公演ではパリと何かとシリーズ化している真風さんが出演されている公演。

これからの出演作も気になってくるところですね!