宝塚を愛するあなたに。
2023年1月、公演中止と再開の案内が行ったり来たりしています。
宝塚が大好きだからこそ、ジェンヌさんたちの気持ちを考えるとなんとも言えない気持ちになりますよね。
タカラジェンヌの皆さんが、素敵な笑顔で千秋楽を迎えることができることを祈らずにはいられません。
そんな千秋楽は、ライブビューイングが開催されることがほとんどです。
キラキラの笑顔のタカラジェンヌさんたちを観ることができるライブビューイングがおすすめです。
今回は、ライブビューイング観劇をしてきたことでの個人的な考えについてお話ししたいと思います。
1、ライブビューイング
宝塚のライブ映像を、映画館の大きなスクリーンで観ることができます。
チケットがとれなくても、遠方に住んでいるため現地になかなか行けなくても、身近にある全国の映画館で上映されるのが、ライブビューイングです。
映画を観る感覚で、宝塚の舞台が楽しめるんです。
2、ライブビューイングのいいところ
宝塚劇場へ行かなくても楽しめるいいところがあります。
⚫︎チケット難でも観劇できる
宝塚観劇をしたい!と思っても、なかなかチケットが手に入りにくかったりしますよね。でも、ライブビューイングなら、チケットの入手がしやすいです。
トップスターさんの退団公演でも、チケットがとれたりします。
⚫︎千秋楽の観劇ができる
ライブビューイングは、千秋楽に開催されることが多いです。
宝塚大劇場と、東京宝塚劇場ともに、千秋楽の観劇ができるなんて最高じゃないですか?
千秋楽は、トップスターさんの挨拶や、組替えする方の挨拶だったり、退団される方が最後の大階段を降りてきての挨拶だったりなど、実際に劇場に行かないと観ることができないことも、ライブビューイングなら観劇できます。
⚫︎オペラグラスが必要ない
宝塚観劇の必需品である「オペラグラス」が不要!
映画館の大スクリーンでの観劇になるので、荷物になるオペラグラスを持っていかなくてもいいんです。
⚫︎前の人の頭が気にならない
宝塚大劇場の座席は、前の人の頭が視界を妨げないように配置されているのですが、いざ劇場で着席してみると意外と前の人の頭が気になって「銀橋にスターさんがいるのに見えない‼︎」なんてことがあるんですよね…。
でも、映画館の座席は前の人の頭がほとんど気にならないので、視界を妨げられることがなく、快適に観劇ができます。
3、ライブビューイングの残念なところ
残念なところと言うと偏見があるかもしれません。実際は、映画館ならではの「あと少しこうだったら…」と感じるところだと思ってください。
⚫︎贔屓のジェンヌさんだけを追うことができない
必ずしもトップスターさんがご贔屓様とは限らないですよね。
自分の好きなジェンヌさんや、気になったジェンヌさんをオペラグラスでロックオンしてひたすら追いかけることって、劇場じゃないとできませんよね。
ライブビューイングでは、「あと少し右にカメラが寄ってくれたら◯◯さんが見えるのにぃ」なんて思ったことはとても多いです。
⚫︎周りの人に遠慮してしまう
劇場に行ってるときは、思いっきり拍手したり手拍子したり、立ち上がってジェンヌさんたちと一緒にジャンプしたり、組ポーズをとったりできるんですが、ライブビューイングだと遠慮してしまうんですよね…
本当は、拍手もしたいし、手拍子もしたいんですが…
こっそり、小さく拍手送ることが限界だなぁと、ライブビューイング行くたびに思いますね。
⚫︎前方の席は首が辛い
宝塚のSS席ならばそんなことはないのでしょうけど、映画館の最前列はスクリーンを見上げるためか、首が痛くなったり肩こりが発生したりするんですよね。
「どうせ観るなら前列で!」と張り切ってライブビューイング申込んでみたのですが、カメラワークも加わってか首の痛さだけではなく、なんだか目が回ってしまった経験があります。
ライブビューイングでの最前列は、個人的にあまりおすすめできません。
⚫︎グッズ購入がほとんどできない
宝塚での楽しみのひとつは、「グッズ購入」ではないですか?
お気に入りのジェンヌさんの写真や、公演DVDの購入などが楽しみのひとつですね。
ライブビューイングでは、「公演パンフレット」や、前回の公演DVDくらいしか購入はできないですし、ライブビューイングが始まる前に買っておかないと売り切れてしまうので注意が必要ですよ。
4、ライブ配信もおすすめ
自宅にいながら宝塚を楽しめるのが、ライブ配信です。
配信視聴方法は3つあって、「Rakuten TV、U-NEXT、dtv」です。
ライブ配信のいいところは、やはり「声を出せること」ではないでしょうか。
自宅なので、劇場や映画館ではつい出てしまいそうになる声を我慢する必要がありません。
思いっきり、拍手して、手拍子とって、笑って、声を出して、決めポーズをして、と楽しむことができます。
1人で楽しむのもいいですが、一緒に観劇してくれる友人や家族と一緒に観劇することで、話しながら楽しむことができるので、ライブ配信もおすすめですよ。
私は、ライブビューイングの存在を知ったのは、「花組公演、MESSIAH」でした。
当時の花組トップスターの明日海りおさんが、本当に素敵でした。
たまたまスマホをみていてライブビューイングの存在を知りました。
もっと早く知っていたら、「もう一回観たかったなぁ」と言う願望を叶えることができたのにと、後悔したものです。
劇場での観劇と、ライブビューイングと、ライブ配信。
どれもいいところはたくさんあります。
あなたは、どの観劇方法をとりますか?
コロナに負けず、タカラジェンヌさんたちのキラキラの笑顔に会えることを楽しみにこれからも宝塚を愛していきたいと思います。