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宝塚時代の天海祐希さん「Me and My Girlミー&マイガール」

ミー&マイガール宝塚OG

宝塚ファンの中では、「ミーマイ」と呼ばれている「Me And My Girl〜ミー&マイガール〜」

1930年代のロンドンを舞台にした、宝塚歌劇団でも何度も月組で上演が繰り返された作品です。

過去には、剣幸&こだま愛、天海祐希&麻乃佳代、瀬奈じゅん&彩乃かなみさんという、スターさん達も演じてこられました。

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天海祐希さんの思い出の作品

天海祐希さん入団後、なんと研究科1年の時に新人公演の主演をしています。その異例の早さにも驚きましたが、その時の主演も「ミーマイ」でした。

天海祐希さんの宝塚での主演作品は「ミーマイ」で始まり、「ミーマイ」で終わるという天海さんにとっては思い入れのある作品ですね。

今回は1995年に同時に退団公演となった、天海祐希さんと麻乃佳代さんの時の、「ミー&マイガール」をご紹介します。

キャッチコピーは
「いっそ、ふたりで、シンデレラ 〜人生のチャンスはふたりでつかめ。世界が夢中になった、名作の再現〜」。

当時の月組公演のパンフレットのキャッチコピー、なんてロマンチックなフレーズなんでしょう。

こちらは、大人気宝塚男役トップスターさんであった、天海祐希さんの退団公演ということで、テレビでも注目されたようでした。

そして、前月組男役トップスターである、涼風真世さんから相手役を務めた、とてもキュートな女役さんの、麻乃佳代さんの退団公演でもありました。

きっと、現在は日本を代表するといってもいいような、女優さんとしても大活躍されている、天海祐希さんの宝塚時代の姿を、知らない方も多いことでしょう。

もう25年前も前の作品となるので、それ以降に宝塚ファンになられた方、まだお若い世代の方には想像もつかないかもしれませんね。

そのような方にも、「とても新鮮でカッコイイ!」、なんて言葉では足りないほど「イケメン」な、天海祐希さんの男役姿が見られるはずです。

◇スタッフ

脚本・演出/小原弘稔 三木章雄

主な配役

ビル 天海祐希
サリー 麻乃佳代

ジョン卿 久世星佳
ジャッキー 真琴つばさ
ジェラルド 姿月あさと
パーチェスター 汐風幸

Me and My Girlミー&マイガールのストーリー

1930年代のイギリスの、ロンドンのヘアフォード伯爵家で、当主が亡くなったため跡継ぎが必要になり、そこで起こる騒動のお話です。

長年行方がわからなかった、天海祐希演じるビルが呼び寄せられるのですが、粗野な言動が目立つような、世継ぎとしてふさわしくない青年でした。

おまけにサリー(麻乃)という恋人もいて、ヘアフォード家の人達は、二人に引っ掻き回されることになります。

サリーからビルを奪い取ろうとする、当主の妹(邦)の姪であるジャッキー(真琴)や、その婚約者ジェラルド(姿月)も巻き込んでいきます。

世継ぎとして行儀作法を学ばされるビルは、恋人への思いは変わらずにいましたが、サリーはビルを思い身を引こうと決意していきます。

そしてストーリーが進んでいき、ビルとサリーは最終的に結ばれるのでしょうか…?

ミー&マイガールの楽曲について

「ランベス・ウォーク」や「ミー&マイガール」は、こちらの作品を代表する歌になりますよね。

しかしこの2曲以外にも、ロマンチックで心に残るような素敵な歌が、とても多くみられるんです。

特に2幕以降は、邦なつきさん演じるマリア公爵夫人に、麻乃佳代さん演じるサリーが、別れを迫られることになります。

その中で「顎で受けなさい」や、「一度ハートを失ったら」「街頭に寄りかかって」、などを聴くことができます。

軽いテンポの歌から、想いを込めた歌まで様々で、ストーリーはもちろんのこと、歌もかなり楽しめる作品です!

人気の高かった天海祐希さん、麻乃佳代さんの退団公演ということもあり、寂しさを感じる空気感があったのも影響するのでしょうか。

明るさと切なさが混同した物語になっていて、何よりも天海祐希さんのイケてる姿に、心惹かれてしまうはずです。

ぜひ機会を見つけて、こちらの作品をご覧ください。おすすめです!