スポンサーリンク

宝塚の魅力的な子ども役を語る!この子ども役が好き!【月組編】

初心者のための宝塚

宝塚歌劇は夢を与えてくれますよね。

さまざまな役があってそれぞれの人生を舞台で演じていらっしゃいます。

そしてその様子に感動したり魅力を感じたりすることが多くあります。

その中でも特筆すべき役として子役があげられるのではないでしょうか?

多くの劇団では子役はその名の通り子どもの役者さんが演じますよね。

でも宝塚では子どもの役でもジェンヌさんが演じられるのです。これは宝塚の大きな特徴ですよね。

そんなある意味特別なお役、子ども役にはとても魅力的な役が多くあります。

純粋な子どもを濁りなき瞳で演じられるのはフェアリーであるタカラジェンヌだからかもしれませんね。

この記事では月組での特に魅力的だと思われる子ども役について語っていきます!

スポンサーリンク

桜嵐記

桜嵐記は本当に日本物の名作ですね。

コロナ禍で観劇できませんでしたが、配信で宝塚・東京と観ました。その後も何度もブルーレイで見返して涙を流しました・・・。

この桜嵐記の子ども役で印象に残っている役は・・・

・白河りりさん【103期】:楠木正行(少年)

・詩ちづるさん【105期】:楠木正時(少年)

・一乃凜さん【106期】:楠木正儀(少年)

・きよら羽龍さん【104期】:弁内侍(少女)

などがあります。

この子ども役の演技がさらに涙を誘います。

まだまだ下級生の娘役さんが演じていらっしゃったのですね。

楠木三兄弟(少年期)の一人である詩ちづるさんは星組に組替えなさったばかりで、これからの活躍がますます期待されます。

そして、まだ106期の一乃凜さんがおっしゃるセリフ「あんな小さい田、作って・・・」の一言がとっても印象的でした。

幽霊刑事~サヨナラする、その前に~

この公演はほっこりとする石田昌也先生らしい作品だなと思いました。

劇中に出てくる愛ちゃんがかわいいです。

白河りりさん【103期】:天乃愛

手話で会話をする少女のお役は難しかったのではないかと想像します。

この愛ちゃんの繊細な演技によって、幽霊刑事の公演に深みがでたように思います。

白河りりさんはエトワールもされており、愛ちゃんとしてかわいらしい様子で、なおかつ美しい歌声を響かせていました。

赤と黒

赤と黒は柴田侑宏先生脚本の重厚な作品です。この作品にもかわいい三兄弟が登場しますね。

・OG夏風季々さん【100期】:アドルフ

・白河りりさん【103期】:スタニスラス

・美海そらさん【104期】:ミリアム

この作品でも白河りりさんはエトワールをされていました。

本当に美しい歌声が印象的な娘役さんですね。

幽霊刑事の愛ちゃんのエトワールとは一味違うドレス姿での歌唱が印象的でした。

登場すると華やかでパッとします。

美海そらさんの大人しそうな少年の演技も光っていました。

夢現無双

賛否両論ある夢現無双ですが、かわいい子ども役はたくさん登場します。

・OG香咲蘭さん【94期】:武蔵(少年)

・姫咲美礼さん【97期】:又八(少年)

・麗泉里さん【98期】:お通(少女)

・結愛かれんさん【101期】:城太郎

・きよら羽龍さん【104期】:りん弥

OGの香咲蘭さんは当時月組トップスターだった同期の珠城りょうさんの子ども役ということでしたが、娘役さんなのに少年期の武蔵を荒々しく演じていました。

すごい演技力だなと驚きました。

お通の少女時代を演じられた麗泉里さんは、この公演のショー「クルンテープ 天使の都」のブーアの場面で美声を響かせていました。

ブーアの場面では、晴音アキさん、麗泉里さん、きよら羽龍さんによる幻想的な場面をより素敵にする歌声が印象的でした。

この三人だけではなくて、月組には歌うまな組子が下級生までたくさんいるのでもっと劇・ショーともにいろんなジェンヌさんに歌って活躍してほしいですね!

結愛かれんさんはいつものチャーミングな娘役を封印して、城太郎という少年を演じました。

この城太郎がちょっとやんちゃな感じで子どもらしさがとても出ていると思いました。

きよら羽龍さんのりん弥は出番・セリフともに少なめでしたが、「太夫!太夫!」というセリフの声がよく通っていてよかったです。

愛くるしさが出ていました。

きよら羽龍さんは、「アンナ・カレーニナ」でも可憐なお役を上手く演じており歌もお上手でこれからさらに注目されるのではないかと思います。

「桜嵐記」の新人公演でもヒロイン弁内侍のお役をされていましたよね。

まとめ

月組は【芝居の月組】といわれていますし、子ども役までしっかり演技を深めて演じていらっしゃる様子がよくわかります。

子ども役は現在のジェンヌさんの年齢(フェアリーなので非公表ではありますが・・・)とは離れた役を演じなければなりません。

そういった点で非常に演技力が必要なのではないかと思います。

まだ下級生の娘役さんが演じることの多い子ども役です。

なので子ども役を経験されたジェンヌさんにはそのほかにもさまざまな役で活躍してほしいですね!