宝塚歌劇団花組生誕100周年『The Fascinationファシネイション）!』観レポ
宝塚ファンの皆さん、こんにちは。今日は現在宝塚大劇場で公演中の花組レビュー・アニバーサリー『The Fascination(ザファシネイション）!』の観レポします。
※ここからはネタバレ含みます。個人的な感想も含みますので、ご理解よろしくお願いします。
花組『The Fascinationファシネイション）!』の世界はまさに宝塚ショー天国！
第一幕の元禄バロックロックでも、華やかな和風ファッションに身を包んで登場していましたが、第二幕の『The Fascination(ザファシネイション）!も負け次劣らず、華やかで彩り溢れる衣装でした。
特に花組カラーのピンクのタキシードとドレス姿で登場したトップ2人は、艶やかに舞う花のようです。
若手のソロパートも多かったので、花組の未来が明るく感じられる演出でした。
聖乃あすかと音くり寿のデュエットダンスが多め！
今回のショーのデュエットダンスで印象に残ったのが、ほのかちゃん(聖乃あすか)とくりす(音くり寿)のペアダンス。
いつもの公演より一緒に踊る回数が多かったです。
まさか同期同士のトップも考えて、この2人をデュエットで踊らせ、私たちファンの評価を見ているのではないかと思ってしまいました。
今までのトップ同士は8期差とか当たり前だったので、同期同士のトップコンビも見てみたいものです。
まどかちゃんのエーデルワイスが可愛すぎる！
新娘役のトップであるまどかちゃん(星風まどか)の見せ場は、サウンドオブミュージックでも知られる『エーデルワイス』を可憐に舞いながら歌うシーンではないでしょうか。
宙組のトップ娘役時代から歌うまさんと思っていたので、楽しそうに歌う姿に癒されました。
ライバルとして頑張れメッセージ！？マイティ(水美舞斗)の大ラス羽根問題
大ラスで今回ネットを騒がせているのが、マイティ2番手羽根じゃない問題。
私も観ましたが、なんとマイティとひとこちゃんが同じ小羽根を背負っていました。
元禄バロックロックのパンフレットを見た人は知っていると思いますが、れいちゃんとまどかちゃんの他にマイティが写っています。
それを見て2番手羽根を期待した人が多いと思いますが、まさかのひとこと同じ小羽根は、花組ファンに衝撃を与えました。
私はこのことについて、瀬戸かずやさん退団後の全国公演『Cool Beast』で、クイーンベスティアを演じるれいちゃん(柚香光)の相手役エストームを務めたひとこちゃんを、無視できなかったのではないかと考えています。
もちろんマイティには、別公演があったので、この全国公演には出られなかったというのもあります。
しかしひとこちゃんが演じたエストームは、男らしく色気があり、瀬戸かずやさんが演じたエストームとはまた別の魅力を放っていました。
今後の将来を見据えた上で、トップ争いをいい意味でしていき、切磋琢磨して欲しいという運営側の愛情と期待の表れなのかなと私は思っています。
スイーツ好きにお薦め！花組公演デザートが美味しすぎる！
観劇前や休憩時間に楽しみなのが、カフェテリア「フルール」の公演メニュー。
今回は『The Fascination(ザファシネイション）!』をイメージした公演デザート“ベリークリームカップケーキ”を食べました。
見た目はピンクのムースでお花の形をしており、口に入れると甘すぎないムースで、ほんのりベリーの味がして、とても美味しかったです。
ムースの下にあるスポンジケーキともマッチしており、甘いものが好きな方はぜひご賞味ください。宝塚友の会に入っていれば、50円引きで食べられますよ。
まだ平日公演ならチケットが手に入ります！
第一幕の忠臣蔵ファンタジー『元禄バロックロック』は、星組の『柳生忍法帖』のように原作を読まなくても、話しについていけるストーリー展開になっています。
まだ平日公演ならチケットが手に入りますので、感染対策を万全にして、ぜひ宝塚大劇場まで足を運んでください。
