宝塚ファンの必須アイテム、「宝塚GRAPH」は毎号読み応え抜群ですね。
9月号は表紙を飾る彩風さんの視線に、心臓を撃ち抜かれました。
とてもシンプルで、寂しいぐらいに感じる構図なのですが、それを埋めて余りある彩風さんの目力がたまりません。
GRAPH10月号の表紙は瀬央さん、永久輝さん、海乃さん
そろそろ10月号の発売日が近づいてきましたので、改めて予告を確認しますとメンバーは3人でした。
瀬央ゆりあさん、永久輝せあさん、海乃美月さんです。
3人のお名前を拝見して「つい最近も3人表紙があったような?」と思い返してみますと、8月号でした
3人表紙って珍しいのに、1か月置いてなんてかなりレアではないでしょうか。
しかもどちらも3番手さんが載っています。
スターカレンダーの変化と合わせ、劇団が今後、3番手まで推していく可能性があるのでは、と思いましたので、考察させていただきます。
あくまで個人の意見ですので、ご理解のある方だけお読みください。
最後までお付き合いいただければ、幸いです。
3番手まで表紙にする方向に変わるか?
瀬央さんについては、現在暁さんとW3番手状態で、番手が曖昧です。
ディミトリではっきりすることになるかもしれませんね。
永久輝さんは、3番手となります。
8月号では桜木みなとさん、和希そらさん、朝月希和さんが表紙となりました。
桜木さん、和希さんは3番手ですね。
これまで3番手が表紙になったことがあったかどうか。
こんな時には頼りになる、宝塚GRAPH5月号を見てみましょう。
創刊900号記念で、2014年からの表紙がすべて掲載されています。
調べていくと、2016年まで遡ることになりました。
2月号で、芹香斗亜さん、柚香光さんのお二人が表紙を飾っています。
明日海さんトップ時代の花組で、ちょうど水美さんが追い上げをかけてきた頃でしょうか。
7月号では望海風斗さん、彩風咲奈さんが、9月号では真風涼帆さん、愛月ひかるさんが表紙を飾っています。
2016年になぜ集中しているのか。
筆者の勝手な判断ですが、2016年は12月の美弥るりかさん、愛希れいかさんしか、娘役さんが表紙を飾っていません。
その前というと、2015年11月の真風涼帆さん、妃南風さん、咲妃みゆさんまで、遡ります。
約1年の空白があるんですね。
この時は「男役で回していこう」というような方針があったのではないかと、考えます。
これだけ長い間3番手の表紙がなかったのに、急に連発されると、劇団の路線変更を感じます。
GRAPHは月刊誌ですからトップさんだけで回すこともできますし、娘役さん2人のパターンもあります。
2015年9月号で紅ゆずるさん、望海風斗さんのお二人が表紙を飾っていますが、当時は星組2番手と、雪組2番手です。
こんな組み合わせも、ありなんですよね。
ちなみに2020年2月の瀬戸かずやさん、舞空瞳さんですが。
「はいからさんが通る」で実質2番手の位置でしたから、この時点で劇団側の認識では正式な2番手だったのだと判断しました。
スタカレも来年は3番手まで?
これまでスターカレンダーは、2番手までが掲載されるものというのが、常識でした。
来年のスターカレンダーで気になるのが、永久輝せあさん、瀬央ゆりあさん、暁千星さん、桜木みなとさんの、初登場です。
3番手か、もしくはそれに近い人が、一気に初掲載になっているんですね。
雪組の和希そらさんが入っていないのは、去年雪組のカレンダーの掲載人数が、他組に多かった影響なのか。
それとも学年バランスか。
気になるところです。
月組の風間柚乃さんもステージカレンダーどまりになっているので、バランス調整かもしれませんね。
宝塚の顔ともいうべき、スターカレンダーです。
2番手までで止めずに、3番手まで掲載というのは、やはり劇団の方針転換を感じます。
DVDも路線変更
近年では2番手以上の主演作しか、ソフト化されませんでした。
それが復刻版の発売から、一気に3番手までと広がりました。
「冬霞の巴里」「ブエノスアイレスの風」など、最新の舞台もDVD化されるようになり、ファンとしては感謝しかありません。
やはりスカイステージを待たずに、1日も早く観たいですよね。
3番手グッズの充実も!
DVD化の基準変更はタイミング的に、コロナ禍の損失を補填するためという気が、どうしてもしてしまいます。
スターカレンダーにしても、掲載人数が増えればそれだけ買いたいというファンの数も増えるわけです。
手っ取り早く売り上げが期待できますね。
これは劇団的には、あまりいい傾向ではないのかもしれません。
けれどファンにとってはウェルカム!
贔屓のグッズが増えて嬉しくない者などいません。
ブロマイドの販売も充実しつつありますが、ポストカードも3番手からもっと種類が欲しいと思うのが、ファンの性ではないでしょうか。
スター缶バッジも、そろそろ新作が出てもいいですよね。
アクリルチャームやアクリルキーホルダーも、どんとこいです。
個人的に推しているスターフラットケースも、3番手まで欲しいです。
コロナで飛んだチケット分のお金を、何とかして劇団に還元したいというファンは、多いんです。
もっともっと出して欲しいです。
これから「3番手まで推し」の方針が明確になると、劇団もファンもさらにハッピーなれるのではないかと、期待します。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。