宝塚歌劇団星組新人公演をライブ配信で観ました。無事にたった1回の新人公演が開催されて本当によかったですね。
本当に素晴らしいエネルギーが画面上からも伝わってきたので、劇場で観たらどんなだったでしょうね。劇場で見られた方、羨ましい。
作品の素晴らしさも、そして一度しかできない状況も後押しして、本当にパワフルな新人公演だったと思います。
新人公演は常に新たな才能の発見の場となっており、今回の公演も例外ではありませんでした。
観客を魅了する熱気と情熱が溢れるステージで、各出演者の才能が光っていました。
大希颯（105期生）初主演
圧倒的な存在感を放った大希颯くんの初主演は、多大なプレッシャーの中での堂々たる演技で、感動しました。
大柄な体型を、もっと活かせればよかったが、礼真琴さんのお役なのでどうしても「小柄」ならではの動作が合わないところがあるのは仕方ない。「大型犬」の子分感という不一致感もなんだか面白い。
歌は抜群に上手い。礼さん仕様で振付けられたダンスと歌をやらなければいけないのは本当に大変だっただろうが、よく再現されていた。
御剣海（104期生）
一瞬、暁千星くん？と思うほどのビジュアル、頭身バランスもよく立ち姿が美しかった。
御剣海さん104期生さんで、104期が『長の期』。残すはあと1回。
次回の「記憶にございません」が新人公演主演をもぎ取れるかは気になるところ。
暁月さんがトップだったら確実に主演を獲得できたのではないかと思うとそういうチャンスもある意味タイミングとから運だよなぁと思う。
同じく星組首席入団の碧音斗和さんだって、十分に主役をとれる実力があり、なんとか次回作品で、この二人のどちらか、主演を取ってほしいところです。
乙華菜乃（106期生）
106期生では3人目の新人公演初ヒロインを獲得。
安定した歌唱力と演技力で安心してみていられる娘役さん。
発声の仕方好き。歌も癖がなく綺麗でしたね。
清楚で上品な演技と美しい歌声。
落ち着いた感じが年上感が出てしまうのでこれからは演技の幅をもっと広げて欲しい。
