『NINE』“大人の月組”が魅せる、美しき女役の世界への期待

スポンサーリンク
宝塚歌劇についての雑記

9月に上演される月組公演のミュージカル『NINE』の全出演者が決定しました。

発表直後から驚きと歓喜の声でXがざわつきましたね。

  • 「出演する男役さんの数が少ない……!これって、もしかして?」
  • 「まゆぽん(輝月)がオーブに降臨!絶対的な安心感と圧倒的な存在感!」
  • 「ちなつさん(鳳月)を中心に、美女たちが勢揃いする光景を想像するだけで鼻血が出そう」
スポンサーリンク

出演ジェンヌの魅力と、予測される豪華配役

発表されたメンバーから特に注目のスターをピックアップし、その経歴と『NINE』における役割を考察してみましょう。

鳳月 杏(月組トップスター・92期)

本作の主人公、映画監督グイド・コンティーニを演じます。指田珠子先生の演出ということもあり、ちなつさんの持つ「大人の色気」と「母性本能をくすぐる脆さ」が最大限に引き出されるはず。

一人の男が、妻、愛人、ミューズ、そして亡き母……と、人生を彩る多くの女性たちに翻弄される姿は、今のちなつさんにしか出せない「枯れた美学」と「生命力」の交錯を見せてくれるでしょう。

輝月 ゆうま(専科・95期)

月組出身で、鳳月さんとは阿吽の呼吸。変幻自在な実力派。今回の大きな話題の一つが彼女の出演です。

予測されるのは、映画プロデューサーのリリアン役。過去に大浦みずきさんや前田美波里さんが演じた、非常に存在感のある役どころです。

見事なプロポーションを活かした「ダルマ姿」でのショーナンバーがあるかもしれません。まゆぽんの圧倒的な歌唱力と存在感が、オーブの舞台をさらに格上げしてくれるのは間違いありません。

礼華 はる(月組・101期)

178cmの高身長と、優しさと力強さを兼ね備えた次世代スター。彼女がどのような役を担うのか。情熱的でセクシーな愛人・カルラ役か、あるいはそれ以外の重要な女性役か……。

長身の彼女がドレスを纏い、ちなつさんと対峙する姿は、これまでにない「強烈な美」を劇場に刻み込むことでしょう。

天紫 珠李(月組トップ娘役・101期)

グイドの妻・ルイーザ役が濃厚。

献身的でありながらも、夫の不貞に絶望し、自立していく芯の強い女性。ちなつさんとのコンビネーションが深まっている今、二人のデュエットは観客の涙を誘う名シーンになる予感がします。

今回の振り分けを見て感じるのは、劇団が新生月組に対して「実力とビジュアルの究極の融合」を求めているということです。

『NINE』は、音楽家モーリー・イェストンによる難曲揃いの名作。歌唱力に定評のあるメンバーが揃った今回の布陣は、耳の肥えたオーブの観客をも唸らせるクオリティになるはずです。

また、多くの男役が女役を演じることで、月組が伝統的に持つ「芝居の深さ」が、よりグラマラスで幻想的な形で表現されるのではないでしょうか。

一方で、同時期に上演される風間柚乃さん主演の『稲妻開化譚』では、白河りりさんや次世代の若手たちが活躍する場が用意されています。ベテラン・中堅の「深化」と、若手の「飛躍」が同時に起こる、非常に贅沢な秋になりそうです。