いよいよ、今日から宝塚歌劇団花組次回公演『鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん)』が始まります。
どんな作品に仕上がっているのか、全く新しい作品で、何も情報がない状態の今。本当にワクワクしますね。
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(2023年6月現在)
戦前(1939年!)の作品で白黒ですが、時代劇だけどミュージカル映画で、髷を結った着物姿の人々が歌い踊るという当時としてはかなり斬新な作品だったと思います。
主人公、浅井礼三郎とお春の恋と周りの人々のやり取りが軽やかな歌と登場人物のコミカルな演技が愉快な、明るい作品でした。
特に印象に残ったのはお春のやきもちシーンです。
やたらに礼三郎に向かって「バカバカ」と叫びます。
「バカ」の連呼は現代ではコンプライアンス上問題になりそうですが、ヒロインの女の子っぽい感じがよく表現されていました。
宝塚歌劇ではお春(星風まどかさん)のやきもちがどんな風に表現されているか注目したいです。
約80年前の作品ですが、若い女の子達の弾むような歌声が楽しい作品だったので娘役さん達の華やかな演技と歌声が楽しみです。
どんな作品に仕上がっているのか?
貧乏長屋に暮らす武士の浅井礼三郎(柚香光さん)が主人公です。