鳳城のあん:106期・待望の初主演!
鳳城さんは、106期生の成績上位者として入団当初から注目を集めてきた正統派の男役です。
これまで『カジノ・ロワイヤル』などで研ぎ澄まされた演技を見せてきましたが、ついに満を持してのセンター。本役の桜木みなとさんが演じる明智小五郎は、知的な顔の裏に潜む孤独や狂気を表現しなければならない難役です。
鳳城さんの持ち味である、凛とした佇まいと深みのある芝居心が、三島文学の美しいセリフ回しにどう映えるのか。「鳳城くんなら、あの格調高いセリフを自分の言葉として響かせてくれるはず」とファンの信頼も厚いです。
2. 梨恋あやめ:108期・透明感あふれる魔性のヒロイン
ヒロインを務める梨恋さんは、108期生の透明感あふれる美貌と繊細な歌唱力が魅力の娘役さんです。
今回が嬉しい初ヒロイン。黒蜥蜴は、悪女でありながら純粋な愛を追い求める、娘役にとって憧れであり究極の試練でもある役。
本役の春乃さくらさんが見せる圧倒的な存在感に対し、梨恋さんがどのように「美しき怪盗」の哀しみと美学を表現するのか。彼女の持つたおやかさが、毒を持つ黒蜥蜴とどう融合するのか、その変身ぶりが大きな見どころです。
3. 雨宮潤一 役に奈央麗斗(107期)の抜擢!
本役が専科・水美舞斗さんという大きな存在である雨宮役には、107期の奈央麗斗さんが選ばれました。
端正な顔立ちと舞台度胸に定評のある奈央さんが、水美さんの熱い役どころをどう引き継ぐのか。主演の鳳城さんとの同期・下級生同士の並びも非常に美しくなりそうです。
宙組の「新時代」と若手育成の加速
『黒蜥蜴』という作品は、華やかなレビューシーンとは対極にある、言葉の応酬で魅せる「静の芝居」の極致です。これは、若手ジェンヌさんにとって、単なる技術以上に、役の深層を掘り下げる「感性」を研ぎ澄ませる絶好のチャンスとなります。
鳳城さんと梨恋さんのコンビが、もしこの難役を素晴らしいクオリティで完遂すれば、今後の宙組のスターバランスにおいて106期・107期・108期の層がさらに厚くなることは間違いありません。特に鳳城さんは、これで名実ともに次代を担うスター候補として確固たる地位を築くことになるでしょう。
また、109期の朝絵咲名さん(岩瀬早苗 役)など、さらに下級生の抜擢も見られ、組全体の底上げが図られています。
新人公演という場で技術を吸収できるこの期間は、彼女たちにとって一生の財産になるはず。新公メンバーがどれだけ「三島文学」の湿り気と美しさを体現できるか、初日の幕が上がるまで目が離せませんね!
皆様は、今回の配役についてどう思われましたか? 若き宙組メンバーが、宝塚の歴史に新たな一ページを刻む瞬間を、一緒に精一杯応援していきましょう!

