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宝塚歌劇の作品に登場する名脇役をピックアップ!

宝塚歌劇を楽しもう

宝塚歌劇の舞台に限らず、映画やドラマ、漫画などでも欠かせない存在の脇役たち。

脇役がいるからこそ、主人公の魅力も引き立ちます。

宝塚歌劇の舞台では、ついトップスターさんや自分の御贔屓に目が行ってしまいがちですが、素晴らしい作品には素晴らしい脇役たちもたくさんいます。

そこで今回は、宝塚歌劇の作品に登場する素晴らしい名脇役たちを厳選して5人ご紹介したいと思います☆

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「カナリア」のウカ

2011年の梅田芸術劇場で花組が公演しました。

主演は、壮一帆
そしてその時のウカは、研3の水美舞斗

見習い悪魔のウカは、悪魔学校の卒業試験を受ける主人公ヴィムと共に人間界に降り立ちます。

ヴィムを兄のように慕う様子がとても純粋で健気で、いじらしい存在です。

ヴィムが試験に向けての作戦を話したり、何かアクションを起こしたりするたびに感嘆の声をもらし、心からヴィムを尊敬している事がわかります。

ですが、純粋にヴィムを慕うがゆえに、段々と風向きがおかしくなってしまう彼にやきもきし、苛立ち、ヴィムの行動が許せなくなってしまいます。

とても悪魔を目指しているとは思えないくらい素直で純粋なウカですが、素敵な名脇役だと思います☆

「ME AND MY GIRL」のパーチェスター

パーチェスターは、ヘアフォード家の弁護士です。

ヘアフォード家の女主人マリアには頭が上がらず、真面目で仕事熱心な絵に描いたような弁護士のパーチェスター。

だけど、ただ真面目なだけで終わらないのがパーチェスターの魅力です。

個人的な見どころは、お屋敷で開かれたパーティーでのランベスウォークの場面です。

集まった貴族たちも、サリーやランベスの仲間たちのペースに巻き込まれてランベスウォークを踊ってしまうのですが、ヘアフォード家の人々にとっては、せっかくのパーティーを台無しにされたも同然です。

女主人のマリアは怒りに震えるのですが、完全にヘアフォード家側の人間であるにも関わらず、見事なランベスウォークを披露しているのがパーチェスター。

パーティーのどさくさに紛れて、思いっ切り楽しんじゃってます♪

ランベスウォークの場面以外にも、随所にパーチェスターの面白い一面が垣間見られる場面があるので見逃せません。

「ME AND MY GIRL」は、宝塚歌劇では何度も再演されており、パーチェスター役もたくさんの方が演じてこられましたが、私は未沙のえるさんが演じたパーチェスターが特にお気に入りです☆

「風と共に去りぬ」のマミー

「風と共に去りぬ」は、メインキャラクターのレット・バトラーとスカーレット・オハラの個性がとても強いですが、そんな彼らを支える力強い脇役もたくさん活躍しています。

そのうちの一人が、スカーレットの乳母マミーです。

スカーレットが、南北戦争で荒廃した故郷タラに戻って来ると、そこには一人オハラ家の土地を守り続けているマミーの姿があります

悲嘆に暮れるスカーレットですが、マミーの「まだこの土地が残っています」という言葉で、再び立ち直る決意をします。

タラの場面で、悲しみに暮れながらも必死に土地を守ろうとしているマミーの後ろ姿が目に入った瞬間、涙が溢れそうになります。

黒人奴隷のマミーですが、スカーレットに忠実に仕え、精神的にも支えとなるマミー。

マミーがいてくれるだけで安心できる、「風とも」に欠かせない名脇役です!

「くらわんか」の貧ちゃん

「くらわんか」と言えば、古典落語を題材にした喜劇作品。

主人公の八五郎はもちろんの事、本当にすべての登場人物、すべての場面が笑いで構成されているような楽しい作品です。

その中でも、とりわけ面白い光を放っているのが貧乏神の貧ちゃん。

普通、貧乏神なんて嫌われ者のはずなのですが、貧ちゃんみたいな貧乏神だったら家に置いておきたい!と思ってしまうほど、健気で愛嬌があって憎めない貧乏神です。

貧乏な八五郎に憑りついたものの、彼を貧乏にするどころか逆にお金をせびられ、挙句の果てに八五郎の身の回りの世話までするはめに。

文句を言いながらも、女房のように甲斐甲斐しく働く貧ちゃんが何とも可愛らしいです。

「くらわんか」と言う作品は、貧ちゃん無しでは成り立たないといっても過言では無いくらい、素晴らしい名脇役です!

「エリザベート」のルイジ・ルキーニ

もはや脇役と呼ぶにはもったいないくらい存在感抜群のルキーニですが、彼を外すことは出来ないと思い、選ばせていただきました!

ルキーニ役を演じた人は出世するというジンクスもあるくらい強烈な個性を放つルキーニ。

今まで本当に多くの方が演じてこられた役なので、それぞれにお気に入りのルキーニがいると思います☆

ルキーニは、ストーリーテラーのような役割も果たしつつ、時に他の登場人物たちにまじって作品に入り込みます。

最後はトート閣下の命でエリザベートを暗殺するなど、重要ながらどこか不思議な立ち位置の登場人物ですが、彼の名脇役ぶりはベスト助演男優賞をあげたいくらいです!

以上、宝塚歌劇の作品に登場する名脇役を5人ご紹介しましたが、いかがでしたか?

物語の主役ではないけれど、どれも素晴らしい登場人物ばかりですよね!

宝塚歌劇の作品の魅力は、何度見ても飽きないところ。

同じ作品でも、何度も見て、たまには脇役たちにも注目してみると、一層作品が楽しめるのではないかと思います♪

ライター:七海 れい