ついに宝塚歌劇団が“株式会社”になる日がきました。
2025年7月1日、宝塚歌劇団が阪急電鉄の一部門から独立して、「株式会社宝塚歌劇団」としてスタート。
はぁ~、なんか時代の流れを感じる。
きっかけは、2023年に起きたあの痛ましい出来事。若い彼女が亡くなったことで、内部の問題がドーンと明るみに出てしまった。パワハラ、過重労働…聞くだけで辛い。
でも、あの事件がなければ、こういう改革も始まらなかったのかもしれない。悲しいけど、必要だった改革。
今回の株式会社化。その背景には「ガバナンス強化」と「労働環境改善」って、ビジネスワードが並ぶ並ぶ。
でもこれ、要は劇団の中身をちゃんと見直して、働き方を整えようって話。
社外取締役には警察庁や国税庁のエライ人たちがズラリ。なにこれ・・・ちょっと想像してたのと違った。
劇団員も「個人事業主」から「社員」へ
これまで6年目以降の劇団員は業務委託、いわゆるフリーランス扱いだったんだけど、今後はちゃんと雇用契約になる。
これって実は超大事な話。労災も適用されるし、労働時間も管理されるし、ようやく「働く人」として守られる立場になるってこと。
ただ、芸事の世界ってそんなに時間で割り切れる?って気もする。実際、稽古時間の短縮が舞台のクオリティに影響するんじゃないかっていう不安の声もあるし。私もそれ、正直ちょっと心配。下級生の育成とか、どうなるのかしらねぇ。
まだ始まったばっかり。
でも、彼女たちの未来が少しでも明るくなるなら、この改革は意味があるはず。
夢を届ける側が笑顔じゃなきゃ、こっちも安心して夢を見られない。
というわけで、これからの宝塚にも、ちゃんと目を離さずに応援し続けようと思う。社長さん、どうか現場の声を大事にしてあげてね…!