3月11日から始まる宙組公演「カジノ·ロワイヤル」で、真風さんと共に宝塚歌劇を卒業する潤花さん。
雪組時代から見守ってきていただけに、そしてあの明るい笑い声に何度も救われてきただけに、もう少し彼女の活躍を見ていたい…!という気持ちもあるのが正直なところです。
今回は、卒業公演に向けて、潤花さんの魅力をぎゅっと紹介したいと思います。
2016年、102期生として宝塚歌劇に入団
2016年がつい最近のように思えるのは私だけなのでしょうか…!102期生は星組公演の「こうもり/THE ENTERTAINER!」で初舞台を踏みました。(→102期生一覧)
にっこりとしたキュートな笑顔がチャームポイントの潤さんですが、初舞台から華やかな雰囲気をまとっていたように思います。
雪組に配属されてからも、下級生ながら存在感があり、ロケットではセンターを務めたことも!
ニコニコ笑顔を見ていると、こちらまで口角が上がってしまいます。
新人公演ヒロインは3回!トップ娘役街道まっしぐら
初めて新人公演ヒロインに抜擢されたのは、2017年の「ひかりふる路」。
2016年に入団して、2017年にヒロインを掴むとは…劇団からの支持を感じますよね。
その後「凱旋門」「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」でもヒロインに抜擢!
「凱旋門」では、新人公演初主演の縣千さんをどっしりと支え、本公演に引けを取らないクオリティの演技をなさっていたと思います。
そしてその後は、永久輝せあさん主演のバウホール公演「PR×PRince」でヒロインに。
永久輝さんの圧倒的な王子様オーラにも負けない、はじける笑顔が今でも目に浮かびます。
その後も別箱公演「ハリウッド·ゴシップ」、全国ツアー公演「炎のボレロ」でヒロインを演じました。
彩風さんのスタイリッシュな雰囲気と、現代的な華やかさを持つ潤さんの組み合わせがぴったりで、誰もが彩風さんのお相手が潤さんなのでは?と予想していたのではないでしょうか。
2020年、まさかの宙組の組替え
そんなファンの予想は当たらず…なんと「炎のボレロ」千秋楽の翌日で、宙組に組替えとなりました。
この発表には本当に驚きましたね…!
星風まどかさんが花組トップ娘役になられるということで、真風さんの2人目のお相手となった潤さん。
境遇を考えると、プレッシャーも大きく孤独感も凄かったのでは?と当時は心配の気持ちでいっぱいでした。
しかし、お披露目公演での伸び伸びとした演技と、ショーでのアダルティで大人っぽい振る舞いに、宙組で大きく成長されたんだなあと親目線のような気持ちでほっこりしました。
宙組で明るい性格が開花!愛されキャラの「モンスター」に!?
雪組時代も明るいイメージの潤さんでしたが、宙組に組替えしてからその明るさがパワーアップ!
真風さんとのトークでは人目も気にせず大笑いで、上級生にも臆せず絡んでいく姿に「こんなに面白い子だったの!?」と驚きました。
「MAKAZE IZM」のMCでは真風さんに「モンスター」と言われる始末(笑)
いじられキャラ、天然キャラ、モンスターキャラ?と潤さんの新たな一面を沢山見ることができました。
「真風さんに居場所を作っていただいて」と話していた潤さんですが、真風さんの包容力はもちろんのこと、潤さんのコミュニケーション能力の高さも本当に凄い…!
潤さんがトップ娘役になられてから、スカイステージのトーク番組はいつも大盛り上がり!
真風さんとの相性の良さが伺えました。
潤さんのおかげで、宙組全体がパッと明るくなり一層組の結束力を高まったことでしょう。
芹香さんと組んで何作かしてくださるのかな?と思っていただけに、添い遂げ退団のニュースを見た時は少し寂しい気持ちになりました。
しかし、真風さんから退団の報告を受けた時に「私も」と即答したというのも、なんだか潤さんらしい気がしますね。
真風&潤のコンビが見られるのも後一作。
最後までしっかりと目に焼き付けたいと思います。