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宙組『PAGAD(パガド)』の元になった映画から舞台へ

宝塚歌劇についての雑記

宝塚歌劇団、新宙組トップコンビ芹香斗亜さん・春乃さくらさん大劇場お披露目公演として次回上演される『PAGAD(パガド)』。

美しく迫力あるポスター画像の発表と共に、公演解説が少しだけ変更されたのをご存知でしょうか。

以前は、原作について

“アレクサンドル・デュマ・ペール作のピカレスク小説を元に”

と書かれていたのですが、

“アレクサンドル・デュマ・ペール作のピカレスク小説をベースとした映画を元に”

に変更されたのです。

つまり、原作の小説よりも、小説を元にした映画のほうが、今回の公演の予習にぴったりということ。

小説は日本語訳がされていないため予習するハードルが非常に高かったのですが、映画なら見やすいですよね。

映画は、オーソン・ウェルズ主演の『黒魔術』。

日本公開はされていないものの、名優オーソン・ウェルズ主演作、ということで日本語字幕付きでDVD化されています。

早速、『黒魔術』のDVDを購入したので、あらすじと、配役予想についてご紹介していきたいと思います。

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映画の序盤から中盤までは公演のあらすじとほぼ同じ

ピカレスク(悪漢)小説、と書かれているだけあり、芹香さん演じるジョセフ・バルサモはダークな面を持った人物。

親を殺されたジョセフが、不思議な能力を使って名声をとどろかせ、宿敵であるド・モンターニュ子爵に依頼を受けるところまでは、公演のあらすじとほとんど同じです。

そのため、公演のお話はほとんど映画と同じものになるのではないか?と思います。

あらすじに書かれている以降の映画の展開を簡単に紹介します。

ラストまでは書きませんがネタバレが嫌な方はUターンしてくださいね。