2019年1月29日から始まる専科公演『パパ・アイ・ラブ・ユー』についてちょっと調べてみました。
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2017年に行われた専科公演『神家の七人』は専科出演者が多く、専科公演らしさがあったと思いますが、
今回は専科公演ですが専科は轟ゆうと悠真倫の二人のみ。
おそらく専科公演というよりも宙組色が強いのかしら?と思います。
12名という少ない人数での作品です。
少人数なので一人一人のジェンヌさんの魅力を発揮して公演が行われるのではないかと、ご贔屓さんには楽しみな公演ですね。
また大劇場で行われる80名のタカラジェンヌが出演する本公演とは違い、バウホールは530名弱しか入れない小劇場です。
役者さんとの距離も近く、お芝居そのものをじっくりと楽しみたい方にはぴったり。
一人一人のお芝居をじっくりと見て楽しみましょう。
配役
デーヴィッド・モーティマー医師 | (専科)轟 悠 |
ヒューバート・ポニー医師 | (専科)悠真 倫 |
ジェーン・テート | (宙組)愛白 もあ |
サー・ウィロビー・ドレーク | (宙組)美月 悠 |
看護婦 | (宙組)桜音 れい |
婦長 | (宙組)星月 梨旺 |
警官(巡査部長) | (宙組)実羚 淳 |
レズリー | (宙組)留依 蒔世 |
ローズマリー・モーティマー | (宙組)遥羽 らら |
ビル | (宙組)澄風 なぎ |
母親 | (宙組)天瀬 はつひ |
マイク・コノリー医師 | (宙組)真名瀬 みら |
イギリスを代表する喜劇作家レイ・クーニーのストレート・プレイの初上演となるコメディです。
客席を笑いの渦に包み込む、抱腹絶倒、お洒落な大人のコメディと公式HPに書いてあります。
12名でどんな笑いを巻き起こしてくれるのか、楽しみですね。
原作はこちら。
It Runs in the Family – A Comedy (Acting Edition S.)
英語です。
専科・轟悠主演
専科の轟悠とは?
まず専科とは、他の5組と全く違います。
特定の組に所属せず、各組の舞台に特別出演して舞台を引き締めるスペシャリスト集団。優れた芸の手本として、後輩の育成にも尽力する宝塚の宝箱的存在なのです。
そしてその中でもトップにいる轟悠は、劇団理事も務める宝塚歌劇のトップオブトップの特別な存在です。
71期生。
文化庁芸術祭演劇部門優秀賞
菊田一夫演劇賞
読売演劇大賞・優秀女優賞など、様々な賞を受賞。
雪組トップを経て、専科に異動。
2017年に行われた専科公演『神家の七人』では、
ターナー役という、時々マフィアの父親がのりうつってしまうという
マフィアと心優しい青年の演じ分けも見事に演じられていました。
もう渋い役もコミカルな役でもなんでもできるプロフェッショナルでスペシャリストなタカラジェンヌなのです。