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愛月ひかるさんと極美慎と天飛華音(Dream Time#63)

宝塚歌劇を楽しもう

最近、愛月ひかるさんが気になって仕方がない、そんな今日この頃の私です。

スカイステージのトーク番組「スカイ·ステージ·トーク Dream Time」に愛月さんが出演されたので、視聴しました!

「スカイ·ステージ·トーク Dream Time」は、各組若手スター2人がMCを務め、各組のスターを迎えて楽しくトークする番組です。

星組のMCは極美慎さんと天飛華音さんの二人。

5月の放送は星組2番手スター愛月ひかるさんを迎えてのトークです。

愛月さんは研14で、極美さんは研8·天飛さんは研6ということで、MCの二人からは大先輩の愛月さんなわけです。

極美さんはとにかく愛月さんが好きすぎて、かなりテンションがおかしい。

天飛さんは「あの愛月さんと~~~」と緊張感がにじみ出ている。

そんな二人を愛月さんがリードして楽しいトークが繰り広げられました。

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極美さんは愛月さんが好きすぎる

極美さんは研1の組回りで宙組公演に出演したころから愛月さんが好きで、声をかけることはできなかったけれどやたら愛月さんを見ていたそうです。

公演の終わりぐらいからやっと話をするようになり、それからは愛月さん出演の公演を毎回1回といわず、2回も観に行くほど愛月さんが好き!

一番好きな愛月さんの舞台は「不滅の棘」次は「TOP HAT」。

愛月さんが星組に異動してすぐの舞台「眩耀(げんよう)の谷」の新人公演では愛月さん本役の管武将軍役を演じました。

また、先日まで公演していたロミジュリの配役が発表になった時には、「私愛月さんに殺されるんですね~」と嬉しそうにいったと、愛月さんにあきれられていました。

愛月さんティボルトと争った後、楽屋で「たまに心の中でニヤけてます~~」

トーク中は愛月さんを見ては笑顔が止まらない極美さんが可愛すぎました。

天飛さんは緊張しながらもパッション魅せる!

愛月さんから見た天飛さんの印象が「パッションがすごくて、星組の下級生!という感じ。すごく一生懸命で熱い!」

愛月さんが初めて天飛さんのことを知ったのは、まだ宙組のころ、「お稽古場で天飛さんが紅さんの代役をした時、下級生なのにすごかった」という話を聞いた時だそうです。

(どんなふうにすごかったのか、詳しい話を聞いてみたいですね。)

天飛さんは、愛月さんと「エルアルコン鷹」で共演した際に、天飛さん演じるブラックが愛月さん演じるレッドをリードする役だったのですが、最初は遠慮しすぎて思い切りできなかったそうです。

天飛さんが愛月さんの肩に腕を乗せる振りがあったけれど、「あの愛月さんの肩に腕を乗せるなんでできない~~~」となったそうです。

その時の愛月さんのアドバイスは「自分の気持ちいいまでお芝居を思い切ってやってしまった方が役としてリードすることにつながると思うよ」

「エルアルコン鷹」はライブ配信で見ましたが、ブラック役の天飛さんがとても好演されていて、そんな裏話があったとは全く感じられないかっこいいブラックでした。

さすがの愛ちゃん!

愛月さんは、面白いトークと共に経験を積んだ男役としてのさすがな発言もたくさんありました。

箇条書きですが、並べてみます。

・すべて表現しないで、余白を作る
 お客さんが考えてくれる部分を残す

・役に自分を近づけたいと常に思っている
 いろんな役に変化(へんげ)したい
 でも私は細かく設定を考える人じゃない
 単純にお芝居が好きかなぁ···

 ロミオとジュリエットの「死」について
 ・人と絶妙にテンポをずらす
 ・客観的な自分がいて、こういう動きをすると効果的だろうなと第三者的な目で見ている
 ・細かな振りは感性でやっちゃってる

・決め過ぎない、抜け感が大事
 頑張らない色気

・娘役さんと組んでいる時は、とにかく娘役さんを幸せにすること
 娘役さんをドキドキさせることを心がけている

・男役のポリシーは「品格かな~」
 ラスプーチンをやっていても宝塚としての品格があるように
 ただ男役を突き詰めるのではなく、男役たる品格は失わないようにしたい

・楽屋では「全力でふざけたい」「みんなを思い切り笑かしたい」
 (瀬央ゆりあさんとお笑い芸人のようになっているそうです)

意外な話もありました。

家ではちびまることドラえもんをよく見る
(大好き 普通に泣ける)

何回も見て内容を覚えているから何かをやりながらでも見られるし、疲れない

宝塚歌劇セリフ再現コーナーがすごかった!

3人で「黒い瞳」の場面をセリフで再現するコーナーがありました。

愛月さんニコライ、極美さんマーシャ、天飛さんプガチョフという配役

怪我をしたニコライと看病するマーシャの場面

極美さんが愛月ニコライに「結婚してくれ」と言われて、「やった~~」と叫んだのが可愛すぎました。

ニコライとプガチョフが馬車の中で話し合う場面

プガチョフ役をやっていらした愛月さんがニコライで、天飛さんがプガチョフということで、緊張する~~と手が震える天飛さんでしたが、とても頑張っていらっしゃいました。

天飛さん、こういう濃い役が似合いそうですね。

愛月さんのプガチョフが見たい!ということで

 愛月さんプガチョフと極美さんニコライで馬車の場面をもう一度

 愛月さんのプガチョフ、さすがでした。

 極美さんのニコライがいいなぁと思ったら、愛月さんが「ニコライが似合ってるね」とおっしゃったので、ですよね?となんだかうれしかったです。

3人の今後に注目!

星組はまだあまり詳しくない私ですが、愛月さんと若手スターの極美さん·天飛さんの魅力がわかりました。

愛月さんはかっこよすぎの先輩でトークがうまく、深いお言葉もたくさんでした。

愛月さんが好きすぎてふにゃふにゃになっていた極美さんですが、新人公演の映像が流れた時に素敵な姿にハッとなりました。

正統派2枚目が似合うスターさんですね。

天飛さんは、緊張しながらも星組らしい熱い濃い男役の片鱗を見せてくれました。

今後は、愛月さんと共に、極美さんと天飛さんにも注目していきたいと思いました。