常に新しいことに挑戦し続ける宝塚歌劇団。
VR動画が公式YouTubeにて無料配信されていることは皆さんご存知のことかと思います。
VR動画といえども、専用の機械等がなくともスマートフォンやパソコンがあれば視聴は可能となっていますので、まだ見ていないという方は是非ともご覧になってみてくださいね。
さて、そんな新しいことに挑戦し続けている宝塚歌劇団だからこそ言いたい!伝えたい!今後VR動画でどういった発展を見せてほしいかについて語っていきたいと思います。
劇場を独り占めしたい!
まず、撮影日についてです。
明確に何日なのかは存じ上げませんが、少なくとも本番中であることは客席にお客さんがおられることからもわかります。
できればゲネでもいいので客席が空の状態で撮影して欲しいんです…!
後ろを振り返ると一応ぼやけてはいますが人がいる状態というのはなんとな~く気まずいですよね。
それに劇場を独り占めしているかのような思いも堪能できるとなると1粒で2度美味しいコンテンツともなり得ます。
動画の鮮明さ。下級生も見たい!
次に動画の鮮明さについて。
これは無料版なので仕方がないのかもしれませんが、前方にいるトップスターさんや上級生さん達は割と判別がつくのですが、後方にいる下級生さん達のお顔はほとんどぼやけているので「あの場所にいる!」という元々の知識なしに見てしまうとほぼ骨格で判別するしかありません。
こういうVR動画の何が嬉しいってこれまでの映像だと限られた区画しか見ることが出来なかったことに対して、映像の限りがないというところですよね。
つまりは特に下級生さんのファンの皆さんにとって嬉しい映像ということ。
であれば出来ればもう少し鮮明さが欲しいところ。
これに関しては私が無料版しか経験していないので、今後課金していくことで鮮明になるのであれば是非ともしていきたい所存であります。
もっと立体感が欲しい
そして次に奥行きについてです。
VR動画をスマートフォンやパソコンではなくゴーグルにて視聴すると自身の頭や身体の動きによって映像も動きます。
自宅にいながらまるでその場に自分がいるかのような状況を味わえるわけですが、現在公開されている動画はどれも奥行きがあまりないように感じました。
そもそも自分自身が客席にいる仕様となっているため仕方のないことなのかもしれませんが、できればステージの上にまであがれるようになってより後ろの方の方々にも目を向けたい…!
映像も全体的にVRなのでもちろん立体的ではあるのですが、宝塚歌劇団以外でも配信されている舞台のVR動画に比べると、のぺーっとした平面的な感覚が否めなかったので今後の進化に期待です。
千秋楽の配信にもVRを導入してほしい
そして最後に!
これは他の舞台作品でもまだされていない上に、技術面的に可能かどうかは定かではないのすが…。
昨今活発になってきている千秋楽の配信にもVRを導入していただきたい…!!!
先ほども申し上げましたが、通常の映像ですとどうしてもメインどころしか映りません。
当然ストーリーを追う上ではトップスターさんを追うのは至極当たり前なのですが、色んな方のファンがおられますよね。
トップスターさんも魅力的ではあるのですが、このシーンのご贔屓さんの表情が見たかったのに…!という思いを抱えている方はこれまでにも沢山おられたことかと思います。
それを解決することができるのがVR動画なのではないでしょうか?
リアルタイムな配信が難しいようであれば、後日販売でも良いのでしていただけると嬉しいです…。
これからも新しいことに挑戦し続けるであろう宝塚歌劇団。
タカラジェンヌさんだけではなく、劇団の技術面でも今後の進化・成長に期待大です!