コロナもやっと落ち着きつつある中で、全国ツアーも再開され、新しい演目も続々と発表になっていますね。
東京での観劇がベースとなる私は、基本的に宝塚(村)への遠征ですが、時間とお金が許せば積極的に各地へ赴いております。
全国津々浦々にいらっしゃる宝塚ファンの皆様は、どのような遠征をされていますか?
私の中での村遠征、滞在先の選択肢は
『1回で豪華に満喫!宝塚ホテルプラン』
『何回でも推しを愛でる、梅田周辺プラン』この二択になります。
(夜行バスプランもありますが今回は外します(笑))
限りある資源を有効に使うため、私のような庶民派は、豪華なプランを選ぶことが難しいので、必然と『梅田周辺プラン』になってきます。(宝塚にも宿泊施設はありますが、やはり梅田の方がリーズナブル)
リーズナブルで劇場まで約30分ならば、何回でも遠征したいと言うのが沼に落ちた人の心理ですからね。
東京宝塚劇場の場合
東京宝塚劇場の場合は、東京駅からひと駅ですから、ちょっと歩けばそこは銀座・丸の内・皇居が…そんな場所です。
観劇後、主題歌を口ずさみながら『花のみち』ならぬ『日比谷通り』や『晴海通り』を歩くのも素敵ですが、劇場近くで滞在するにもそれ相応の準備をしないとなりませんよね。
そう考えると、東京に来られる方はどうなんだろうと…
東京は分からないからと遠征を迷っていらっしゃったりしませんか?
今回は、私と同じような庶民派の方々に、東京宝塚劇場の最寄り駅「有楽町」「日比谷」「新橋」から「乗り換えなし」「乗車約30分以内」の街を紹介したいと思います。
ホテルに荷物を預けて観劇派におすすめ
《上野》
成田空港、北陸・上越・山形・秋田・東北新幹線を利用する人に便利です。
何と言っても、日本の北の玄関口と言われていただけありますし、京成スカイライナーの発着駅もあるのでアクセス良好です。
地下鉄は東京メトロ日比谷線・銀座線が通り、JR山手線・京浜東北線で約10分という距離です。
繁華街なので、時間も種類も気にせず好きなものを食べることができます。
お友達となら「もつ焼 大統領 本店」
ひとりなら「かぶら屋 東上野店」昔ながらの上野を感じられます。
また、かぶら屋はお安い(笑)、〆にはぶっかけ(モツの煮込みを白飯に乗せたもの)がおすすめです。
《蒲田》
羽田空港を利用する人に便利です。
京急線が羽田空港へ直通していて、有楽町まではJR京浜東北線で約20分という距離です。
空港直結ということもあり、京急蒲田駅とJR蒲田駅の間には、お仕事優先のお安めのホテルが充実しています。
食事は『蒲田名物 羽根付き餃子』なんてどうでしょう。
たくさん餃子屋さんはありますが「歓迎(ホアンヨン) 本店」が有名どころです。
イタリアンなら「SALVATORE CUOMO & BAR 蒲田」のピザ、窯焼きなのでピザ生地がもちもちで美味しいです。
お友達と一緒ならワインを片手に、観劇の感想に花が咲きますね。
《川崎》
実は穴場、こちらも京急線で羽田空港と直通で、JR東海道線・京浜東北線が通っています。
京浜東北線で有楽町までは約26分ですが、東海道線を使えば新橋までがなんと約15分という距離で、思いのほか便利です。
駅直結で「ラゾーナ川崎プラザ」があり、ファッションからグルメまでなんでも揃います。
ラゾーナには、小籠包が看板料理の「鼎泰豐」も入っていますし、デッキで繋がるカワサキデルタの「魚金-西」にうまい魚あり、エキナカもあるし、駅東口に地下街や繁華街が広がっているので、駅徒歩5分圏内で食事に困ることはありません。
あ、そうそう、“KAAT神奈川芸術劇場”に行くにも便利ですよ。
『先にホテルに荷物を預けちゃう』人には、上野・蒲田・川崎の街がお薦めです。
手荷物がない分、観劇後にあの「すみれ色」の手提げ袋を片手に、自由に街を散策できますね。
観劇後にホテル移動派におすすめ
《五反田》
都営浅草線で新橋まで約11分、JR山手線で有楽町まで約17分という距離です。
周りの目黒・高輪に有名どころのホテルが揃っている分、お安く感じられるエリアです。
品川へも2駅なので、東海道新幹線を利用させる方は便利です。
食事は「大衆ビストロ煮ジル 五反田店」などいかがでしょう。
女性にも人気のお店で、遅い時間まで営業しているので18時半公演が終わってからでも時間を気にせず楽しめます。
《新富町》
東京メトロ有楽町線で有楽町まで約3分という距離です。
オフィスビルとビジネスホテルが並ぶ街なので「劇場とホテルの往復だけで構わない」と言う人には合っているかもしれません。
それでも、少し歩けば築地にも出られますので「観光もしてみたい」と言う欲張りなこともできると思います。
「築地場外市場」なら海鮮と思いがちですが、普通の定食屋さんを侮るなかれ、仲買のおじさんたちが仕事明けで通うんです。まずいわけがない(笑)。
パスタなら「トラットリア・築地パラディーゾ」のペスカトーレ、新鮮な魚介がたっぷりで大満足です。
内装も築地じゃないみたい(笑)
ちなみに、築地には牛丼の吉野家の1号店がありますから話のネタに寄ってみるのもいいかも。
《浅草橋》
都営浅草線で新橋まで約10分の距離です。(JR線も通っていますので有楽町まで行けますが、乗り換えしない路線にしました(笑)
浅草橋は浅草ではありません。
浅草寺はありませんし、少し離れていますので間違えないよう要注意です。
なぜピックアップしたかと言うと、JR線の高架下を中心に、駅周辺にコスパの良いお店が多く軒を連ねているからです。
居酒屋が多いので、“おしゃれ”かというとそうではありません(笑)
お父さんがご一緒で、“こじゃれたお店はちょっと…”という不安がある方にいかがでしょう。
『荷物は、コインロッカーに預けちゃって、まず劇場へ』な人には、五反田・新富町・浅草橋の街をお勧めしました。
知らない土地だと『何を基準に比べたらいいの?』ということが多々ありますよね。
せっかく東京を離れたのだから、「何か美味しいものを食べたい」とワクワクしながらその土地には行くんです。
しかし悩んだ挙句、「コンビニ弁当と缶ビール」になってしまった残念感(笑)、遠征先での私のあるあるです。
遠征のたびに、“あるある”を解消しようと比べに比べ、準備に疲れちゃうんです。
東京ならなおさら、星の数ほどの選択肢ですよね。
ほぼ、個人的観点からのピックアップですが、『何を基準に比べたらいいの?』と悩む方の一助となればと思い書かせていただきました。