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宝塚歌劇団各組の2番手について

宝塚歌劇についての雑記

宝塚歌劇団各組トップスターの一つ下に君臨する「2番手」と呼ばれる男役ジェンヌさん。

立ち位置って組やその時代によって変わってきますよね。

実はトップさんよりも2番手さんの方が美味しい役だったり、見せ場や出番が多かったりすることも。

年始ということで今月の宝塚GRAPHでは各組のスターさん達が多く掲載されていることもあり、今一度現在の各組2番手さんの立ち位置について推考していこうと思います。

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花組の水美舞斗さん

厳密に言うとまだ2番手さんではないのかしら?
階段降りの順番や公演で演じているキャラクター的にも2番手的な立ち位置になるかと思います。

「The Fascination!-花組誕生100周年 そして未来へ-」での階段降りの際のお花がその直前に降りておられた永久輝せあさんとほぼ同サイズであったことから、なんだかちょっと微妙なんですが、パンフレットでは2番手の大きさでしたね。

GRAPHの花組のページでは水美さん・永久輝さん・聖乃あすかさんの3人の中で唯一1人で1頁を使っての掲載ということでファン的には期待してもいいのかどうなのかわからない複雑な状態というのが正直なところかと思います。

月組の鳳月杏さん

これはもう今回の月城かなとさんと海乃美月さんのお披露目公演である「FULL SWING!」での階段降り、GRAPHでも明らかに水美さんよりも大きく1頁に掲載されているところから見ても2番手であることは確定としていいでしょう。

ただトップである月城さんは95期、対する鳳月さんは92期ということで、上級生の2番手ということはここ最近の流れ的には厳しいところ…。

また2番手切りもあり得るのでは?と個人的には推測しています。

月組にはまだまだ98期の暁千星や100期の風間柚乃さんなど、男役スターさん達も豊富におられるのですが若干学年が若い為ある程度学年が揃うまでは2番手としてご活躍されるのでは?と考えられます。

雪組の朝美絢さん

トップである彩風咲奈さんと朝月希和さんのお披露目公演であった「CITY HUNTER」でのポスター入りでも完全に2番手でしたしショーの「Fire Fever!」でも2番手羽根を背負っておられましたから文句なしの2番手と言って良いでしょう。

学年的にも彩風さんが93期、朝美さんが95期ということでバランスもとれています。

月組や星組を見ると同期がトップということもありますし、花の95期ということで扱い的にも次のステップへの期待度も他の組と比べると高めになります。

問題の星組・・・・

先日愛月ひかるさんが退団され、それまでの扱い的には小劇場の主演率の高さや階段降りの順番的にも瀬央ゆりあさんがなられるのでは?と囁かれておりました。

まだ次回作である「Gran Cantante!!」の階段降りがないので羽根のサイズや順番も定かではないのでなんとも言えない状態ではあるのですが、GRAPHを開いて呆然としてしまった方もおられるかと思います。

同じく2番手不在な花組とは全く違い、瀬央さん・綺城ひか理さん・天華えまさん・極美慎さんが全く同じサイズのカットに1頁2人ずつ掲載されている…。

そして他の組の2番手さんもしくは2番手的な立ち位置におられる方のように他のスターさんとは圧倒的に違う服を着用されているわけでもなく…。

これは近々星組は大きな動きがあるのでは?と勘ぐらずにはいられません。

宙組は芹香斗亜さん

他組の2番手さん達と比較すると圧倒的な経験年数を誇る芹香さん。

今年で2番手8年目。

2015年に花組にて2番手に就任され、その後2017年に宙組へと組替えされそのまま2番手スターさんとしてご活躍されています。

あまりにも長すぎて宙組さんは他組と比べると割とトップさんと2番手さんの学年が上になりますので、組の循環としてはあまり円滑とは言えない状態かと思います。

ここ最近の宙組の公演スケジュール的にもトップである真風涼帆さんのトップ年数的にもそろそろ?とも考えられますし、「プロミセス、プロミセス」千秋楽で見せた大号泣のお姿からもしや2番手切り…?という説も囁かれましたね。

3番手には95期であり且つ宙組生え抜きである桜木みなとさんも控えているわけですし、気になるところです。

どの組の2番手さん・2番手的立ち位置におられるスターさん達にはそれぞれの魅力があります。

しかし2番手だからと言って必ずしもトップになられるというわけでもないですし、ずっと同じ組におられるわけでもありません。

各組それぞれの人事には微妙に頭を抱えてしまうこともありますが、ファンはただただ信じて今後の動向に注目するしかありません。

お心強く公式発表を待ちましょう!