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止まるな!止めるな!宝塚!!~ヅカオタから精一杯のエールを~

宝塚歌劇についての雑記

ついこの間2022年を迎えたと思ったら、あっという間にもう2月、、、。

年末には静かだった世の中も、あっという間に「過去最多」という文字を毎日、目にする日々となってしまいました。

ヅカオタはこの状況を生徒さん共々ハラハラドキドキしながら過ごしております。

雪組は、東京国際フォーラム公演組は全公演中止でしたが、バウホール組は、何とか公演を止めることなく千秋楽を迎えることが出来ました。

そして、花組の東京宝塚劇場組は数日延びましたが、再開することが出来ました。

そんな折、私が師匠と仰ぐヅカオタの方より

「月組千秋楽のライブ配信を観るぞよ!」

と緊急招集がかかり、急遽、観ることに…

はい、言わずもがな、1月31日13時から開演しました月組宝塚大劇場公演 『今夜、ロマンス劇場で』『FULL SWING!』の千秋楽です。

ライブ配信ではあるものの、久々の宝塚の舞台に、心が温かくなっていた私でした。

しかし、その余韻に浸る間もなく、立て続けに師匠よりの緊急招集です。

「今度は、花組のライブ配信を観るぞよ!!」

そう、2月6日13時半から開演しました花組東京宝塚劇場公演『元禄バロックロック』『The Fascination!』千秋楽です。

今回はどちらの公演も、感想はさておいて、公演を再開できたこと、千秋楽を迎えられたこと、そのことに、ただただ『ありがとう』です。

これで、これから先が見えるかなぁ…

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ファンの心は…

この10日間、私の心はまるでジェットコースターのよう、いや、上りはしない…急降下するだけの絶叫マシーンと化しております。

1月31日“星組宝塚バウホール公演『ザ・ジェントル・ライアー ~英国的、紳士と淑女のゲーム~』公演関係者の新型コロナウイルス陽性判定ならびに公演初日の変更について”

と発表された時には、私は膝から崩れ落ちました。

そして、翌日、傷口に塩をすりこむような発表が…宙組大劇場公演も、星組御園座公演も、初日が明けない…(T^T)

そんな中でも、花組千秋楽ライブ配信に向け、心を立て直した矢先のダメ押し(T^T)

2月5日“星組宝塚バウホール公演『ザ・ジェントル・ライアー ~英国的、紳士と淑女のゲーム~』全公演中止について”の発表

この状況なので、覚悟はしていましたが、やはり現実となると辛いものがあります。

誰のせいでもないから!

これより前、久々の文春砲にさらされたようですね。

私は、読んでいないので、どんなことが書いてあったのかは、正確には知りません。

ただ、様々な方々がその件についてツイートなどをされていますので、大まかなことは理解できました。

その上で言わせていただければ、1~2年前ならば、某知事さんが騒ぎ立てていた『夜の街関連』という、ちょっと遊びに行った関係でコロナウィルスに感染してしまった系のお話しになるのだと思います。

しかし、現在の状況は『誰もが・身近なところで・いつなんどき』かかってもおかしくない状況です。

スーパーコンピューター富岳の計算では、オミクロン株だと、マスクをしていても50㎝の距離で会話をした時、感染リスクが14%になった(今までのものは0%)というニュースも出ていました。

普段、きちんと感染予防対策をしていても、陽性になる状況なのです。

だから、今回の報道は、悪意あるものとしか受け取ることが出来ないのです。

ホント!このご時世、コロナウィルスに感染してしまうことは、私たちも含めて、誰のせいでもないから!!

これ以上何を頑張れと(T^T)

誰のせいでもないと叫ばせていただきましたが、生徒の皆さんは、それでも自分にプレッシャーをかけていらっしゃる方が多いのではないかと感じられます。

お稽古でも、今までのように一堂に会してできることもなく、感染予防を万全にしながら、時間も分けてのものになっているのですよね?

お家と劇団(お稽古場)の往復のみなのでしょう?

幕を開けるために、命を懸けて、日々の生活をも節制している生徒の皆さんの暮らしを想像するだけで涙が出てきてしまいます。

そんな、息抜きも許されないような状況になってしまって、精神的にも辛い思いをされているのではないでしょうか?

本当に、お稽古に、日々の生活に気を使い、一生懸命過ごされている生徒さん方…これ以上何を頑張れと言うのか?

『覚悟を持って戻ってまいりました。』

これは、礼さんの『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』で公演を再開したときの、ご挨拶での言葉です。

きっと、歌劇団関係者全員、同じ思いでいると思うのですが、今の辛い状況を、絶対、自分のせいにはしないでください。

ファンも負けないから

私たちも辛い状況ではありますが、どこかで気分転換を図ることが出来ていると思います。

まあ…ヅカオタは宝塚を観劇することが、気分転換と言うか、心の支えではあるのです(笑)

ヅカオタの皆様方は、自分が自認している組のファンがあると思われます。

まんべんなく観劇する方もいらっしゃいますが、組で推す方も多くいらっしゃいます。

オタク的に言うと『○組担当』、俗に言う『花担・月担・雪担・星担・宙担』でしょうか。

そんな推しの組(推しどころか、強火担当)があるにも関わらず、前出の私のヅカオタ師匠はこう言い放ちました。

今は、どの組でも構わない!宝塚が欲しいのよ!私の心が宝塚を欲しているの!!

そう、宝塚があるから、辛い毎日に立ち向かっていけるのです。

チケットを取っていた期間が中止になって、ずっと楽しみにしていた公演が生で観れない…(T^T)

ラダメスのぉ…礼さんの歌を…劇場で全身に浴びることが出来ない…(T^T)

現実を直視すると、本当に泣きそうです。

でも、幕を開けようと必死に頑張ってくれている、生徒さんをはじめ、公演にかかわるたくさんの人がいます。

その頑張っている人たちのためにも、悲しんでばかりじゃいけないんです。

私たちにも出来ることはあります。

地味ではありますが、日々の手洗い・うがい・手指消毒から始まる感染予防対策、劇場内での会話はしないこと。

そして、宝塚に関わる皆さんに心を寄せること。

私は、生徒さんと心は繋がっていると信じています…だから、ファンも負けません。

『宝塚』という心の栄養を一日も早く取り戻せるよう、みんなで力を合わせて、一緒に頑張りましょう。

幕が上がった時には、今までの思いを乗せて、手がちぎれんばかりの拍手を送りたいと思います。