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月組エトワールの役替りについて

宝塚歌劇についての雑記

色々な情報が出されてヅカオタの皆さんは困惑が激しいことかと思います…。

さて、そんな中「これってどういうこと?」と思わず首を傾げてしまうような情報が目に飛び込んできました。

それが月組公演『Deep Sea -海神たちのカルナバル-』役替わり実施について、です。

お芝居の役替わりであれば稀ではありますがあることですが、何故レビューの方で役替わり…?となりましたよね。

ニュースを開いてみると役替わりする配役が「S12 Grand Parade エトワール」。

しかもそれがなんと5人も!

エトワールの役替わりというのも驚きですがその役替わりのバリエーションの多さにもぎょっとしてしまいました。

エトワールと言えばその組の中で特に歌唱に力を入れているジェンヌさんが選ばれるものです。

実際に選出されている100期生・桃歌雪さん、102期生・天愛るりあさん、103期生・白河りりさん、104期生・きよら羽龍さん、同じく104期生・咲彩いちごさんは歌を得意とされるジェンヌさん達。

上記の中で新人公演経験者はきよらさんで「桜嵐記」と「グレート・ギャツビー」で2度です。

他にもコロナによって中止にはなりましたが本来は「ピガール狂騒曲」でも新人公演ヒロインの予定でしたし、「LOVE AND ALL THAT JAZZ」ではバウホール公演でもヒロインをご経験されています。

が、他の4人は新人公演ヒロインをご経験されたわけではないですし学年的に今後…というのもあり得ません。

それなのに何故ここにきて敢えてエトワールを役替わりに…?という疑問しかありません。

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そもそもエトワールは先ほども述べましたが組で歌唱に力を入れているジェンヌさんが抜擢されるものです。

確実にこう!と明文化されているわけではありませんが、原則その時に組内で最も歌唱力が高い方が選ばれる傾向にあります。

それを敢えて役替わりにしてしまうというのは、もちろんそれだけ今の月組には歌唱力に力を入れているジェンヌさんが多いということにもなりますが裏を返せば群を抜いて上手い方がいない、ともとれてしまいます。

次期トップ娘役さんへの拍付けのために直前にエトワールに抜擢される、なんていうことも過去にはありましたが、5人のこれまでの新人公演ヒロイン抜擢歴を鑑みるとその説はかなり薄いですよね。

一体劇団はなにを目的に今回エトワールを役替わりなんていうことを決行しようと思われたのか…。

1ヅカオタにはわかりかねます。

5人もいるということで約1週間交代のエトワール。

これが一体何を意味するのか…。

どちらにせよ複数回観劇予定の方であればちょっとした差異があるのは1つの楽しみにもなりますし、抜擢されている方々のファンの方であればエトワールをされている姿を観たい!と感じてその期間を中心に観劇予定を立てるきっかけにもなりますよね。

利点があまり予想もできないのですが、エトワールという大役を多くのジェンヌさんが経験できるという意味では良いのかもしれません。

なにはともあれ次回作を楽しみにチケットゲットに勤しみましょう!