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「カジノ・ロワイヤル」相関図発表でますますストーリーが謎に

宝塚歌劇を楽しもう

宝塚歌劇宙組の『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』の相関図が発表されました。


原作がある場合、相関図を見ながら贔屓はどれぐらい出番があるか、役の重さはどれくらいかと想像するのが、宝塚ファンでしょう。

しかし今回、相関図を見たことで混乱した方も多いはずです。

原作にない、ロマノフ側の人数がこれほどまでいると、誰が想像していたでしょうか。

『カジノ・ロワイヤル~我が名はボンド~』には、小池修一郎先生のオリジナル部分がかなりあると、スカイステージで発表されていました。

原作や映画で予習しただけでは、ストーリーの予想がつきません。

そこで今回は、『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』のストーリーについて、考えてみたいと思います。

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宙組全部盛りの、スタイリッシュでゴージャスでコミカルな舞台

プロローグがKAORIalive先生の振り付けで、銃を構えた男役の群舞と発表されたとき、ファンが大きく沸き立ちました。

長身揃いの宙組男役がKAORIalive先生の振り付けで踊るというだけでも、感激です。

それが銃を持つとなれば、もう期待しかないですね。

銃撃戦の殺陣もあるというので、カッコ良すぎる舞台確定です。

スタイリッシュな男役である真風涼帆さんの退団公演にふさわしい、かっこいい舞台になりそうです。

ホテル、カジノ、そしてロマノフ家となれば、真風さんトップ時代の宙組を全部詰め込んだような作品で、小池先生の愛を感じます。

しかもかっこいいばかりではなく、コミカルな部分もしっかりあるとのこと。

『宝塚GRAPH2月号』真風さん特集で、「役創り」として『シャーロック・ホームズ―The Game Is Afoot!―』のコミカルな部分の役創りが楽しかったという話をされてしました。

真風さんはかっこいいだけではなく、コメディセンスも抜群なので、期待が膨らみます。

ホテル・カジノ・ロマノフ家

真風さん時代の宙組でホテルと言えば、『Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス』でしょう。

トップになる前の宙組『王妃の館』も、ホテルが舞台でしたね。真風さんはルイ14世の役でした。

星組時代にルイ14世が主人公の『太陽王〜ル・ロワ・ソレイユ〜』に出演されていた縁を、感じましたね。

カジノと言えばもちろん『オーシャンズ11』です。

カジノホテルが舞台の作品でした。

ロマノフ家のイースターエッグが重要アイテムとして出てきたのも、印象深いです。

宙組でロマノフ家と言えば、前トップスターの朝夏まなとさん退団公演『神々の土地~ロマノフたちの黄昏~』です。

真風さんはフェリックス・ユスポフ公爵役でした。

もちろん『アナスタシア』も外せません。アナスタシアはロマノフ家の末裔でした。

スパイと言えば、前述の『Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス』です。

真風さんは英国秘密情報部のために働くスパイキャッチャーを演じていらっしゃいました。

ロシアの亡命貴族の主催するバレエ公演が行われる、ホテルが舞台です。

まさに『カジノ・ロワイヤル~我が名はボンド~』へと繋がる作品ですね。

原作のヒロインはヴェスパー

かなりのオリジナル設定が盛り込まれると思しき『カジノ・ロワイヤル~我が名はボンド~』ですが、本来のヒロインは春乃さくらさん演じるヴェスパーです。

次期トップ娘役だからこその、配役ですね。

また、原作にはロマノフ家は出てきません。

『007』シリーズでは『オクトパシー』には「ファベルジェの卵」が出てきます。

「ファベルジェの卵」とは、金細工師ファベルジェによって、ロマノフ家に納められたイースターエッグのことです。

『オーシャンズ11』に出てきた、あのイースターエッグですね。

しかしながら『オクトパシー』とは、ストーリーは別物です。

『オクトパシー』は『007』シリーズの中ではコメディ色が強いことでも知られますので、アイデアは拝借しているのかもしれません。

思い出すのは『ルパン3世』

オリジナルストーリーで思い出すのが、雪組『ルパン三世―王妃の首飾りを追え!―』です。

マリー・アントワネットの首飾りを盗もうとしたルパン一行が、18世紀のフランスにタイムスリップしてしまうという、奇想天外なストーリーでした。

マリー・アントワネットという宝塚に親和性の高いキャラクターと時代にストーリーを寄せ、おなじみのルパンとその仲間たちを生き生きと描いていました。

それでいてカリオストロ伯爵を重要キャストに据え、「偽札という錬金術」を使っていたルパンのカリオストロと、「偽の錬金術師から本物の錬金術師になる」宝塚のカリオストロという対比で、ルパンシリーズに敬意を払っていたのも秀逸でした。

元のストーリーやキャラクター、設定がしっかりしていて、多くの人になじみがあると、自由度が上がるという好例だった気がします。

今回の作品も、『007』シリーズだからこそ、小池先生が自由に筆を振るってくださる作品になるかもしれません。

予習には宙組の過去作品?

『007』シリーズの基本を押さえているという方は、多いはず。

原作の『カジノ・ロワイヤル』とはかなり別物の作品になりそうです。

これから『カジノ・ロワイヤル』を予習しようと思っている方は、「いっそ宙組の過去作品一気見をした方がいいのかも?」とも感じました。

小池先生ならオマージュや、ファンだからこそわかる描写も、しっかり入れてくださることでしょう。

しかしながら『カジノ・ロワイヤル』は、Amazonプライム会員なら無料で見られます。

その他のサブスクでも、旧作であることもあり低価格で見られるところがほとんどです。

気軽に見られる映画ですので、『カジノ・ロワイヤル』を視聴した後で、関連しそうな宙組作品を遡って観てはいかかでしょうか?

きっと舞台をより深く、楽しめるはずです。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。