スポンサーリンク

タカラジェンヌが選択する第二の人生

宝塚歌劇を楽しもう

4月です。新学期になりましたね。

桜の美しい宝塚では、宝塚音楽学校の合格発表を行われ、花のみちも一層華やかなこの季節。

新しい人生を歩み始めた方も多いことでしょう。

今回は、宝塚をご卒業された元カラジェンヌが選択する第二の人生について紹介いたします。

スポンサーリンク

開かれた退団後のタカラジェンヌ達の道

少し前の時代ですとタカラジェンヌ達は音楽学校卒業の資格しかもらえず、中学卒業後すぐに合格した方や高校を中退して合格した方は最終学歴が中学卒業となるためその後の選択の幅が狭くなってしまうのも事実…。

そうした事を鑑みてか昨今では音楽学校にて高卒認定を取れるようになったのは革新的な取り組みでした。

そうすることによって退団後のタカラジェンヌ達の道がより開けたことでしょう。

退団後の道としてぱっと思いつくのはやはり劇団の裏方ではないでしょうか。

振付指導や歌唱指導に音楽学校講師。

珍しいものとしては厳密には劇団ではないですが元月組組長憧花ゆりのさんが宝塚ホテルの支配人になられたのも大きな話題を呼びました。

そういった宝塚に関係する仕事を選択する方は退団後もお名前を見かけるタイミングも多くあるためなんだか嬉しくなってしまいますよね。

しかしそうは言ってもそういった道に全員が進むことはできません。

スポンサーリンク

一般企業に就職されたり中にはご結婚されて完全に表舞台から身を引く方も多くおられます。

とは言え、最近はTwitterやInstagram等のSNSを通じて生活の一部を公開して下さっているのでそこまで哀しく感じることはありません。

次に多く見かけるのは進学です。

一体どこにそんな時間が…??と戸惑ってしまうのですが、退団後に大学に進学されるタカラジェンヌ達がいるのは本当に凄いですよね。

一度芸の道を極めた上で更に別の物を身に付けていこうと切磋琢磨されている様子は思わずこちらもがんばろう!と思えてきます。

最近で言いますと元雪組娘役舞咲りんさんが宮崎学園短期大学を今年ご卒業されたというニュースが宮崎日日新聞に掲載されました。

なんと保育士の資格を取得されたとのこと!!

幼稚園や保育園の先生と言えばお歌の時間もありますし舞咲さんのお歌を聴くことができる子ども達がもはや羨ましくてなりません…。

元花組男役鳳真由さんは国際医療福祉大学の医療マネジメント学科を2022年にご卒業され、元ジェンヌとしての芸能活動もしつつオンラインにて相談室も行なわれているとか。

なにかどうしてもお悩みのことがあったり誰かに相談したいことがったりする方は是非公式HPをのぞいてみてくださいね。

更に元月組トップ娘役である美園さくらさんはまさかの慶応義塾大学の大学院へ!

まさかの現役時代に通信制で大学に通われていたとのことですからもう一体どういった時間の使い方をしていたのか謎すぎます…。

さすがにトップ娘役就任後は休学していたそうですが退団後は復学しご卒業後に今度は更に学びを得るために大学院へ…。

こういったバイタリティがあるからこそタカラジェンヌとしてやっていけるのかもしれませんね。

全てをマネることはできませんがこういったタカラジェンヌ達を見習って私達も高見を目指していきたいものです。