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宙組の新人公演配役3人発表をみて

宝塚歌劇についての雑記

宙組公演「『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』~サー・アーサー・コナン・ドイルの著したキャラクターに拠る~」の新人公演の主な配役が発表されました。

新人公演再開後初の大劇場での宙組公演ということで下級生ファンの皆さまはソワソワとしておられたことと思います。

今回のペアは男役娘役双方が新人公演初主演ということもあり、いつも以上に初々しい姿が見られるのでは…という新人公演ならではな楽しみもありますよね。

真風涼帆さん演じるシャーロック・ホームズには103期生の亜音有星さん、潤花さん演じるアイリーン・アドラー役には105期の山吹ひばりさんが抜擢されました。

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103期生の亜音有星さん

亜音さんは前回の『El Japon(エル ハポン)–イスパニアのサムライ–』にて2番手スターさんである芹香斗亜さん演じるアレハンドロを務めておられたこともあり、いつか新人公演で主演をされるのではないか…と思っていただけに再開後すぐに選ばれたことにもある程度の予想はついていました。

新人公演はなかったものの『アナスタシア』では主な配役に羅列する中で最下級生でジークフリートというお役をいただかれたこともあり、皆さんの注目度も高い下級生の男役さんです。

ダンスを得意とされ、宙組内での103期の成績は1番ということもあり期待度はかなり高め!

105期の山吹ひばりさん

対する山吹ひばりさんは皆さんの記憶に新しいのは『FLYING SAPA-フライングサパ-』で当時最下級生でかなりの長台詞があったり、見せ場であったり、宙組へ組変えしてきたばかりの紫藤りゅうさんのパートナーのような立ち位置であったりと上田久美子先生によるその大抜擢具合に度肝を抜かれた方も多かったのではないでしょうか。

初日の幕が開き、「あの長台詞の可愛い娘役は誰…?!」と話題になったものです。

そんなプレッシャーの中、役にぴったりな演技を見せてくれたこともあり今回の新人公演ヒロインの抜擢も納得のいく結果かと思います。

ビジュアル的に潤さんが勝気な美人さんタイプだとしたら山吹さんはお淑やかなお嬢さまな雰囲気。

先日の「夢千鳥」でも、とても素敵な歌声とお芝居を魅せてくれて、すごい下級生がでてきたぞ〜!とびっくりしていたばかり。

タイプの違う美人さんが役に対する解釈と合わせてどんな違いを生み出してくれるのか今から楽しみですね。

101期生の鷹翔千空さん

また、2番手の芹香さん演じるジェームズ・モリアーティ役にはこれまでに新人公演で2度の主演を演じたことのある101期生の鷹翔千空さん。

これまでの経験もあるお方ですし主演コンビの先輩ということでグッと引っ張っていってくれるのではないかと思います。

個人的には原作のモリアーティはかなりのくせ者ですし、ダークヒーロー的な存在でもあるのですが以前演じたことのある『オーシャンズ11』のダニー・オーシャンとはまた違ったキャラクターになってくるので鷹翔さんがどのように演じられるのかというところにもかなりの興味がそそられます。

残念ながら潤さんのお披露目公演であった『Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス』はコロナウイルスの影響により梅田芸術劇場メインホールで上演することが叶わずほぼ幻のような存在となってしまい意気消沈した方も多いですよね。

最近トップさん達の退団公演が多い中の楽しいお披露目公演ということで胸躍らせていたはず…。

なんとか今度の大劇場お披露目は無事に終わって欲しいと心から願うばかり…。

ちなみに、こちらの公演はチケットの抽選はまだまだ行われていますので、気になる方は本公演と合わせて是非ともチェックされてみてください!