みなさんは宝塚大劇場のとなりにバウホールという小さな劇場があるのをご存知ですか?
宝塚大劇場の収容人数が2550席に対して、バウホールは526席の小さな劇場です。
運営は宝塚大劇場と同じく株式会社阪急電鉄です。
この宝塚バウホールでの公演は宝塚大劇場では味わえない魅力がいっぱいあるのです。
その魅力を紹介します!
バウホールの役割
バウホールでは大劇場ではできないような小規模な公演を見ることができます。
大劇場の公演は必ずトップが主役をしますが、バウホールの小規模な公演では、本公演ではなかなか前に出ることができない若手のタカラジェンヌさんが主役になることがあります。
ということでバウホールは若手育成の場としての役割があります。
タカラジェンヌさんの育成だけでなく、演出家の育成の場でもあります。
宝塚歌劇団に所属している演出家さんもまずはバウホールの演出からスタートしていきます。
若い演出家さんもこのバウホールでデビューしてからでないと本公演の演出ができないわけですね。
バウホールの公演はちょっぴりリーズナブル
本公演とは違いセットや音響の面でも小規模な公演が多いので、チケット料金も本公演にくれべると安いです。
例えば本公演の場合は、
SS席 12,000円
S席 8,300円
A席 5,500円
B席 3,500円
に対して
バウホールの場合は、公演によって若干変わりますが
全席 5,300円〜です。
一番前の席でも5,300円!
タカラジェンヌさんとの一体感が味わえる
526席の小劇場ですから、タカラジェンヌさんとの距離がとても近いです!
間近で見られるのが何と言ってもファンにとっては嬉しいです。
そしてショーでは客席に降りてきてくれたりもあって、まるで自分がショーの中にいるような一体感を味わうことができます!
あのキラキラした衣装と、キラキラしたジェンヌさんを目の前で見れるなんて、夢のようです。
バウホールでしかやらない公演ばかり
本公演は、宝塚大劇場で公演が終わったら、東京にやってきます。
ところがバウホールでの公演はバウホールでしか見ることができません。
ヅカファンになると宝塚に住みたくなる理由はこれです。
ヅカファンになると、全部見に行きたくなるものです。
その度にチケット代にプラスして遠征費がかかるわけでできれば住んじゃいたい!
また現役の若手のタカラジェンヌさんだけでなく、宝塚音楽学校の文化祭が行われているのもここです。
誰よりもいち早く若いジェンヌさんを発掘することができるのもバウホールで開催される公演の楽しみ方なのです。