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宝塚歌劇・昨今のお衣装事情

宝塚歌劇を楽しもう

星組公演『1789 -バスティーユの恋人たち-』のポスタービジュアルが発表されましたね。

昨今のポスター加工には賛否両論あり、今回もそこそこSNSでは話題になっていました…。

まぁ今回はそこは置いておいて!

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前回月組公演での1789の衣装は?

初演の際のお衣装を皆さんは覚えておられますか?

公演終了後に宝塚大劇場内にある宝塚の殿堂にて展示されるので実際に間近で見た方も多いのではないでしょうか?

今作では礼真琴さんの演じるロナン・マズリエは庶民なはずですが初演の龍真咲さんが着ておられたお衣装はなんとシルク…!!

庶民がシルク生地の服を日常使いしているとはこれ如何に…?と考えずにはいられませんでした。

2014年に宝塚歌劇団は100周年を迎え大々的なイベントや劇団外の仕事も多く執り行いました。

初演が上演されたのは2015年。

邪推に過ぎないかもしれませんが、当時の劇団の裕福さがうかがえますね。

それを踏まえて今回のポスターを見てみますとうぅ~ん…。

どう見てもシルクではないような?

これも加工で被服素材も定かでないだけかもしれませんが、同じお衣装が使われている様子ではありませんし現在の劇団のことを考慮するとやはり違うかもしれませんね。

個人的にはロナンは庶民ですからシルクである必要性はないかと思うのですが瀬央ゆりあさん演じるシャルル・アルトワや有沙瞳さん演じるマリー・アントワネットは皇族ですのでお衣装はシルクが使ってあるとより華やかに見えて良いのではないかな、と思っています。

お衣装事情

肌感覚ではありますがやはりコロナ渦に入って新作よりも再演が全体的によく見かけるようになったな、感じます。

そこはやはり経済的な問題があるのではないか?と邪推してしまうものです。

お衣装の使い回しに関しては正直ウェルカムですし、あのお衣装がこのシーンで使われるのか!!!というコアな楽しみ方もできますよね。

宙組公演『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』でアナベル役を演じる天彩峰里さんが着用されている緑のセクシーなドレスは2020年雪組公演『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』でキャロル役を演じた朝美絢さんが着用されていたもの。

NYで着用されていたものがイギリスでも…。

国も年代も異なりますがどちらも世界観にぴったりと当てはまっているから面白いですよね。

他にもレビューで一瞬しか使用されていないお衣装でも「あ!あれは!」なんて見つける事が楽しかったりするのでヅカオタとは奥の深いものです。

ムラや東宝での作品もですがどちらかと言うと全国ツアー作品の方がお衣装はよく使い回されている印象があります。

3月26日から始まる星組公演『バレンシアの熱い花』ではどんなお衣装が使われているのかが楽しみですね!