風馬翔が宝塚大劇場での公演を終わりました。
宝塚大劇場千秋楽での退団の挨拶が素晴らしく、夢を追いかけるすべての方に向けて
文字に残しておきたいと思いました。
そんな風馬翔さんの退団のご挨拶です。
「私は夢を見たのです。白鷺の城の中での安倍泰成(役)のセリフですが、
幼い頃この宝塚大劇場の舞台で私は、夢を見ました。
夢はあまりにも美しくて、その瞬間から今日まで私の世界は宝塚一色になりました。
夢は出会いをくれました。
素晴らしい恩師が私を導き続けてくださり、愛してくださるファンのみなさまと出会い、
ともに笑い、戦い、喜びも悲しみもすべて分かち合える宙組の仲間と過ごす時間をくれました。
幼い頃、宝塚の舞台に立ちたいと描いた夢。
宝塚に入りたい。叶えたくて必死に求めた夢。そして、新たなステージへの夢。
夢は形を変えながらも廃れることなく常に私を突き動かしてくれました。
宝塚を愛しています。
たとえ離れても心はここ、愛する宝塚に置いておきます。
安倍泰成(役)のように何度生まれ変わっても私は、宝塚に巡り会いたいです。
長い夢を本当にありがとうございました。」
以上ですが、
もうすぐ宝塚音楽学校の入学願書の受付が始まる季節となります。
そんな宝塚に夢を持った宝塚を目指す子供達にもこの退団される先輩の言葉を伝えたいなと思います。
夢を持って宝塚を目指し、その夢を叶え、夢を見続けたまま宝塚歌劇団を退団されるタカラジェンヌさんの言葉。
こんなお客様にも夢を与え、中にいるタカラジェンヌさんも夢を見続けることができた世界。
そんな宝塚の世界ってすごいですね。
風馬翔(ふうまかける)さんは宝塚大劇場の公演を終えました。
12月24日東京宝塚劇場公演千秋楽「白鷺の城」を持って退団されます。
諦めない強い気持ちが大きな夢の第一歩・宝塚音楽学校受験
2018年8月20日(月)宝塚歌劇団花組公演の「MESSIAH/BEAUTIFUL GARDEN」の千秋楽でした。新菜かほさんの退団の挨拶。『二度と、宝塚なんて見るまい』。そんな言葉でスタートしました。『宝塚受験に失敗したときの私の決意です...
風馬翔(ふうまかける)のプロフィール
生年月日 | 2月28日 |
身長 | 172センチ |
出身 | 京都府 |
愛称 | ふー、かける |
入団期 | 94期(→94期生一覧) |
入団時の成績 | 9番 |
初舞台 | 月組公演「ME AND MY GIRL」 |