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諦めない強い気持ちが大きな夢の第一歩・宝塚音楽学校受験

諦めない強い気持ちが大きな夢の第一歩・宝塚音楽学校受験宝塚歌劇を楽しもう

2018年8月20日(月)
宝塚歌劇団花組公演の「MESSIAH/BEAUTIFUL GARDEN」の千秋楽でした。

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新菜かほさんの退団の挨拶。

『二度と、宝塚なんて見るまい』。

そんな言葉でスタートしました。

『宝塚受験に失敗したときの私の決意です。
引きこもり、家具という家具を投げ、楽譜を引きちぎり、暴れ倒して、部屋の壁に穴を開けました。けれど、「そんな思いをしたからこそ、誇らしい同期に巡り会えました』

一回目、二回目、三回目の受験に失敗し、ラストチャンスの四回目にやっと、夢をつかんだ新菜かほさん。

4年間ずっと苦しい思い持ち続け最後の受験にチャレンジする精神。

音楽学校の受験のチャンスは一年にたった1回。
そして最後の最後のチャレンジ。

どれだけ宝塚に入りたいという強い思いと不安と戦う精神力はすごいですね。

落ちた時のショックを3度も味わった恐怖は、4回目にチャレンジにどれだけ大きな心の不安材料になったことでしょう。
想像を絶します。

20倍〜40倍という難関の宝塚音楽学校

1回でサラッと合格してしまう人もいれば、新菜かほさんのように、最後の最後にチャンスをつかんだ人もたくさんいます。

不合格だったから、「私には素質がない・・・」と諦めてはいけないことは、過去のスターさんを見てもわかります。

早霧せいなさんも3回目の挑戦で合格しているし、他にも何回も受験してきたタカラジェンヌさんは実はとてもたくさんいます。

私が宝塚を好きなのは、

「日々、挑戦し続ける頑張る姿」をみるのが何よりも好きなのです。

毎日努力して、前回よりも少しレベルアップしていく、そんなすごいエネルギーを感じるあの舞台をすぐ下の客席にいて、その大きな強いエネルギーを少しでも持って帰れるあの場所が何よりも好きなのです。

すべてのタカラジェンヌさんたちの毎回200%の力で舞台に立っている姿を見ていると感じることは・・・

もしかして、宝塚音楽学校で求められているのは、
「挑戦し続ける強い心」ではないでしょうか?

宝塚音楽学校受験の審査員の先生は何を審査しているか?

「どれだけ強い思い、強い心を持っているか」

宝塚受験の審査員の先生は見ているのではないでしょうか?

何と言っても宝塚音楽学校に入った後は、必ず宝塚歌劇団に入るわけで、
選出基準に
「宝塚歌劇団の一員になって、厳しい世界で耐えられるか、続けられるか、戦力になるか」
そんなところは基本にあるわけで、2年間学んだ後、入団後1、2年で辞められてしまうのが一番困ると思うのです。

企業の入社試験だって一緒ですよね。

つまり宝塚音楽学校の入学試験の短い面接の中で、何回目のチャレンジしているのかは大きな判断基準になっているだろうと、想像するわけです。

たった40名しか合格できない狭い門だけれど、全く同じ点数だった時に、1回目と4回目だったら、4回目の人が有利になるのではないでしょうか?

今回の新菜かほさんの退団の挨拶は、
これから宝塚を目指す若い人たちにどれだけ夢と希望と力を与えてくれたことでしょう。

新菜かほさん、ありがとうございました。そして、本当にお疲れ様でした。