雪組大劇場公演「壬生義士伝」のキャストが発表されました。
脚本・演出/石田 昌也
ということで、2018年雪組公演での『誠の群像-新選組流亡記-』と同じ演出家、そして同じ新撰組、幕末を題材にした作品ということで、やっぱり似合っちゃうんですよ、幕末が。
雪組は舞台をフランスからまた日本に。望海風斗は、ロベルピエール、ファントム、洋物もよかったですが、和物、刀も似合いますものね・・・・!
専科からは、専科に異動されたばかりの梨花ますみ、そして凪七瑠海が出演されます。
凪七瑠海さんが、どの役で出演されるのか、こちらも楽しみですね。
「壬生義士伝」観劇のための予習資料
まだ配役は出ていませんので、今回は、『壬生義士伝』の観劇に行く前の予習をしましょう。
2002年にドラマ化、そして2003年に映画化され大ヒットを記録した、浅田次郎氏のベストセラー小説「壬生義士伝」が、宝塚歌劇で舞台化!
幕末、南部藩の下級武士として生まれた吉村貫一郎は、貧困にあえぐ家族を救う為に妻・しづを残して脱藩し、新選組隊士となる。朴訥な人柄でありながらも北辰一刀流免許皆伝の腕前を持つ貫一郎は、金の為、ひいては盛岡に残る妻子の為に危険な任務も厭わず、人を斬り続ける。
しかし時代の流れには逆らえず、新選組は鳥羽伏見の戦いで敗走。
隊士達が散り散りとなる中、深手を負った貫一郎は何としても故郷への帰藩を請うべく大坂の南部藩蔵屋敷へと向かうのだが、そこにいたのは出世し蔵屋敷差配役となった竹馬の友・大野次郎右衛門だった…。
宝塚歌劇でも新選組を題材とした作品は過去に多く上演しておりますが、これまでとは全く異なる視点から描かれる新選組の物語となります。
近藤勇、土方歳三、斎藤一、そして沖田総司…新選組の名だたる隊士が一目おいた田舎侍・吉村貫一郎。武士としての義、家族への愛、そして友との友情という人間ドラマが凝縮されたこの作品に、望海風斗率いる雪組が新たな挑戦をいたします。
宝塚歌劇団公式HP
原作となる小説 浅田次郎「壬生義士伝」
2002年ドラマ化
- 吉村貫一郎:渡辺謙
- 斎藤一:竹中直人
2003年に映画化
- 吉村貫一郎:中井貴一
- 斎藤一:佐藤浩市
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2007年に漫画化
またその後2007年、漫画化されました。作画はながやす巧。
下のリンクから「立ち読み」ができます。