スポンサーリンク

宝塚ファンの1年は出会いと別れで大忙し

初心者のための宝塚

2019年始まったばかりだというのに、1月29日、月組2番手男役・美弥るりかさんの退団発表があったかと思えば、

2月4日には星組3番手男役・七海ひろきさんが本拠地宝塚大劇場の大階段を緑の袴で降り、残すところ東京公演のみとなりました。

そしてその翌日の2月5日、星組トップコンビが揃って退団を発表。

2月8日にはとうとう花組トップ娘役・仙名彩世さんの退団公演が開幕、2019年の宝塚歌劇団は、開始早々怒涛の退団ラッシュと化しています。

よく考えてみると、宝塚歌劇団は、本公演と呼ばれる宝塚大劇場と東京宝塚劇場での公演を年に計9作品上演しているわけですが、ほぼその9公演全てにおいて、退団者を1人以上有しています。

スポンサーリンク

2018年の退団者を振り返ってみよう

2018年の宝塚大劇場公演に焦点を当ててみると、

1月1日開幕の花組公演『ポーの一族』では

菜那くららさん、紗愛せいらさん、矢吹世奈さん、そしてかつては雪組・月組などで組長さんとしてご活躍だった専科の飛鳥裕さんが退団されました。

続いて月組公演『カンパニー〜努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)〜』『BADDY〜悪党(ヤツ)は月からやってくる〜』では、綾月せりさん、宇月颯さん、貴澄隼人さん、早乙女わかばさん、優ひかるさん、早桃さつきさんと、そうそうたるスターの皆さんがご卒業。

3月16日開幕の宙組『天は赤い河のほとり』『シトラスの風―Sunrise―』。

結乃かなりさん、朝央れんさん、潤奈すばるさん、そして専科スターの星条海斗さんの計4名の方が退団されました。

星組『ANOTHER WORLD』『Killer Rouge』は4月27日に幕を開けましたが、

この公演でも十碧れいやさん、白鳥ゆりやさんの2名が退団。

専科の轟悠さんも特別出演をされていた、雪組公演『凱旋門』『Gato Bonito‼︎』では、

叶海世奈さん、桜良花嵐さんという98期・99期の若手2名がご卒業となりました。

続く花組公演『MESSIAH―異聞・天草四郎―』『BEAUTIFUL GARDEN―百花繚乱―』。

この公演では、天真みちるさん、新菜かほさん、桜舞しおんさんの3名が退団されました。

その後の月組『エリザベート〜愛と死の輪舞〜』では、皆さんご存知、約6年月組のトップ娘役を務めた愛希れいかさんと、当時組長を務められていた憧花ゆりのさんという、組の核であった2名が宝塚歌劇団を退団。

10月5日開幕の宙組公演『白鷺の城』『異人たちのルネサンス』でも、

風馬翔さん、花咲あいりさん、朝日奈蒼さん、舞華みりあさんが退団されました。

そして、2018年、年内最後の大劇場公演となった雪組『ファントム』は、先日東京宝塚劇場公演の千秋楽を迎えたばかりの公演ですが、99期生の日向陽輝さん、そして宝塚大劇場千秋楽時はまだ発表されていませんでしたが、101期生の優美せりなさんもこの公演でのご卒業となりました。

2018年は大劇場公演に限っても、毎公演平均3名、計29名のタカラジェンヌが退団しています。つまり、ほぼ毎月のように、平均3名の方が退団しているということなんですね。

また、お稽古初日である集合日付退団をなさる方もいらっしゃいますし、

バウホールやシアタードラマシティ、赤坂ACTシアター公演などで退団される方もいらっしゃいますから、2018年は年間計33名が宝塚を飛び出し、新たな世界へと羽ばたきました。

これを、毎年繰り返します。

筆者の場合10年宝塚ファンをやっていますので、

単純に10掛けたとして、310名!

310名のタカラジェンヌの退団を目の当たりにしてきたのだなと思うと、改めて、驚きを隠せずにいる私です(笑)

宝塚歌劇団の在団人数が約400名ですから、約8割のタカラジェンヌがこの10年で入れ替わっているということになります。

私が初めて宝塚歌劇団に出会ったあの日からは随分とメンバーが変わっているのですね。

そう思うと、初めて宝塚を観た日から10年、ずっと自分のご贔屓のスターさんが在団されている、というのは本当に奇跡なんだなと思います。(そんな、美弥さんファン歴10年の筆者です(笑))

そして、毎月のように素敵なスターさんの退団を見送る“ヅカファン”て、わりとタフかもしれません(笑)

一方で、毎年新しいタカラジェンヌが初舞台を踏み、晴れて宝塚歌劇団に入団します。

約40人の1年生が、キラキラの笑顔でラインダンスを踊る姿は、何度見ても感動的です。

こうして新しいタカラジェンヌが生まれるがゆえ、新陳代謝が必要となってくるわけですね。そして、そうすることで105年、今もなお衰え知らずのエンターテイメントとして受け継がれているのでしょう。

とはいえ、退団発表があるたびに様々な気持ちが湧いてきますし、特にビッグスターの退団発表には毎回激震が走りますが、退団はそのスターにとっても、組にとっても、宝塚歌劇団にとっても、終わりではなく始まりなのだと、この記事を書きながら改めて実感し、前向きになれた、有田だりあでした。

著者:有田だりあ