時代は平成から令和に変わり、10連休が話題喝采となった2019年ゴールデンウィーク真っ只中、次期星組トップスター・礼真琴率いる星組全国ツアーが始動しました!
そんな礼真琴の相手役となる次期星組娘役トップは花組から組替えでやってきた、舞空瞳・102期生。
やはり若手の娘役が頭角を現し、起用されることが多い昨今、今回の全国ツアーにおいても若手娘役を中心に、「礼真琴の相手役を務めるのは誰だ!?」と早い段階から津々浦々で囁かれたものでした。
星娘たちも、有沙瞳(98期)を筆頭に、小桜ほのか(99期)、星蘭ひとみ(101期)、水乃ゆり(102期)が続々とヒロイン役を経験し、相手役候補に名乗りを挙げている中、このたび全国ツアー公演のヒロインを射止めたのはなんと、音波みのり(91期)。
活躍する星組娘役をピックアップ!
ヒロイン役・音波みのり(91期)
今年研究科15年目の娘役で、約10年前から数々のヒロイン役を演じ、後輩娘役が組のトップ娘役の座に就いてもなお、ずっと星組娘役の第一線で活躍し続けてくれている貴重なスターです。
そのお姿は、10年前から何ら変わらぬ可憐さ。
しかしこれまでの様々な経験が、確実に彼女のすべてに磨きをかけており、非常に豊かな表現力をモノにしている。
ああ、これぞヒロイン、これぞフェアリー…純白のパールと例えれば良いか、はたまたキラキラときらめくダイヤモンドと例えれば良いか、もはやそのどちらにも勝る、はるこ様の娘役力に感服の筆者でありました。
そんなスーパー娘役・はるこ様はもちろんのこと、それだけで終わらないのが星娘のスゴさです。
今回のお芝居『アルジェの男』といえば、物語の主人公・ジュリアンと深い関わりを持つ女性はヒロインのサビーヌだけではありません。
それゆえあと2人、一体どなたが配役されるのであろうかと、皆さんが発表を心待ちにしていた女性がいましたよね!?
エリザベート役・櫻庭舞(100期)アナ・ベル役・小桜ほのか(99期)
そう、エリザベートとアナ・ベルです。
エリザベート役に櫻庭舞(100期)、アナ・ベル役に小桜ほのか(99期)が挑んでいますが、この2人が作り出すこの2役がまた、それぞれ味の異なるキュートなプリンセスなんです♡
音波サビーヌ、櫻庭エリザベート、小桜アナ・ベルから愛される人生を生きてみたかったな〜なんて、女の私でも思ってしまいますよ(笑)
ジュリアンってほんと、罪な男!(笑)
さて、さらに驚くのは、これでもまだ星娘は終わらないということ。
華雪りら(98期)
どこにいてもつい目が行く、小さいのに魅力的な白いお花みたく可愛らしい娘役・華雪りら(98期)。
完璧なまでに洗練された美少女は、まだまだ無限の可能性と未知数な香りを漂わせているような気がするのです。
夢妃杏瑠(93期)
すっかり星組の素敵な姐さんと化している、高い歌唱力の持ち主・夢妃杏瑠(93期)が娘役群舞のセンターでバリバリ踊る姿は、カッコよすぎて思わず目で追いかけてしまいます。
水乃ゆり(102期)
かと思えば、スタイル抜群の水乃ゆり(102期)にはモダンな雰囲気なのにどこかクラシックな印象も感じられ、これからが楽しみな娘役。
今後の活躍にも注目せざるを得ないでしょう。
瑠璃花夏(103期)
さらには、小柄なのに超パワフルな新人が現れたではありませんか!
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ショー『エストレージャス』では、ある1場面でヒロインポジションを務め、礼真琴相手に踊る、踊る!ちなみに今回の全国ツアー参加メンバーの最下級生、かつ唯一の103期生です。
星娘、超若手に至るまでおそるべし。
音咲いつき(96期)
男役から娘役に転身し、早2年が経とうとしている、すっかり娘役姿も板についてきた音咲いつき(96期)も、歌で活躍の場をグングン広げ、お日様のようにキラキラのスマイルで舞台を盛り上げているところが必見ですよね!
白妙なつ(90期)
涙が出るほど感動するのは、大劇場公演版『エストレージャス』から引き続き、プロローグでの組子数十人による歌唱に対して、たったお一人で負けず劣らずのハイトーンコーラスをやってのける白妙なつ(90期)の凄さ。
さすがの一言に尽きる彼女は、『アルジェの男』でも良い味を出してくれています。
なんだかんだで結局、この凄い星娘たちを育成してくださっているのはこのお方かもしれません、いえ、きっとそうに違いありません!
星組組長・万里柚美!!
ずっと変わらぬ美貌を保ち、下級生らとともに軽やかに踊り続ける万里組長こそが星娘の鑑なのだとつくづく感じた星組全国ツアー公演でした。
いかがでしょうか。
星娘、これでまだ全体の半数で、チーム『鎌足』には可愛いの権化と言っても過言ではない敏腕トップ娘役・綺咲愛里(96期)、
経験・振れ幅共に十分な実力派・有沙瞳(98期)、
まるでお人形のような麗しさを誇る星蘭ひとみ(101期)らが控えていると思うと…。
しかもこれから舞空瞳(102期)をお迎えするなんて…。
次回の大劇場公演が娘役大渋滞を起こしそうで、もはや恐ろしいですね(笑)
著者:有田だりあ