スポーツ報知にて、美弥るりかさんの退団後初インタビューが組まれた。
主に、8月18日のソロライブについて語るインタビュー記事。その中のお言葉に、筆者はひどくうなずいた。
—宝塚のファンの方は客席にきっちり座り、声も出さない。
拍手も決まった時にしか出来ない。
急に立ち上がってタオル振り回して…とか、すぐに出来ないと思うんですね。—
その通りでございます!るりか様!!
そういえばかつて、『New wave-月-』を観に行ったとき。お隣のマダムが、うちわを貸してくださいました。
見知らぬ小娘に対し、なんとまあ、お優しいこと。
なぜお貸しくださったかと言うと、いわゆる客席降りでハイタッチしてくださるシュチュエーションってあるじゃないですか。
その際、通路側という奇跡のお席をお恵みいただいたにも関わらず、緊張しすぎてどうにも手を出すことが出来なかったのです(笑)(今思えば、逆に失礼だったかもしれない…。)
きっとお隣のマダムは、そんな透明な人形と化したわたしを見るに見兼ねて、少しでもるりかさんの目線がいただけるよう、ご自身のたったひとつのうちわをそっと託してくださったのでした。
つまり、わたしはまさに、るりかさんが仰る通りのヅカファンです(笑)
いえ、それ以上かもしれません(泣)
声を出し、立ち上がってタオルを振り回すなんて、今のわたしには言語道断!
とはいえ、せっかくのファーストライブ。
しかも普段くじ運がすこぶるよろしくない筆者にしては珍しく、チケットが当選したのみならず、プレミアム席なんて恐れ多い名の神席まで引き当ててしまうという快挙。
さらに、インスタグラムを覗けば、愛猫・ルシェ様が「応援うちわはお1人さま1枚に限り持ち込みできるよ!」と仰るではないですか。
これは逆に、1人1枚持ってきてね、というるりかさんからのお達しか!?と勝手に解釈した筆者は、もうお隣の方のご迷惑にはなるまいとも心に深く誓って、慣れない手つきで応援うちわ作成にも挑みました。
(“遠目で見れば”許容範囲の出来栄えだった、と思いたい(笑))
よし、これでなんとかなる!と不必要な過信を胸に。
舞浜の地へ、いざ出発!!
タカラジェンヌ時代と大きく異なるのは、スカイステージも月刊誌『歌劇』の座談会もないので、事前情報がほぼないということ。
2部構成だったのです、ご存知でした??
私はるりかさんがMC中に仰るまで、全く知らずに、もはや気にさえ留めずに参加しておりました(笑)
さて、筆者にとって約2ヶ月ぶりの生るりかさんは、一体どんなお姿を魅せてくださるのか…!
第1部 宝塚の曲を中心に
1部では、Twitterで公募した曲のうち、宝塚の曲を中心に。
懐かしい曲から、「見たかったー!」な曲まで、痒い所に手が届くような思いで堪能させていただきました。
「次はなんだろう♪」と、とにかくわくわくしっぱなしの1時間!
濃いです、本当に。
自分が応募した曲でなくても、「あーわかるー!!」と叫びだしたくなるような曲しかなくて、もう応募者の皆さまの想像力や発想力、そしてるりかさんの七変化力にひたすら脱帽。
心の中で小さな私がひれ伏すばかりでした。
また、不採用にはなったものの、大爆笑の応募曲もあったようです。
トトロなるりかさん、さすがにお笑いライブになっちゃいますかね!?
(個人的には、1回だけでいいから見てみたい…(笑))
第2部・新しいるりかさん
2部は、Restartなるりかさんを中心に。
ロックな曲で、るりかさんが歌う!踊る!見ごたえバツグンのステージでした。
さすが名自己プロデューサーで名高いるりかさんの仕業。
最高です!おまけに、ものすごい手土産持ってくるんですから。
「ウィッシュ!」の決めポーズで有名な、かのDAIGOさんが、るりかさんのために作詞・作曲した新曲ですって、奥さん。
『瑠璃色の香り』、ぜひCD発売お待ちしております!!!
ということで、2部は筆者もしれっと立ち上がり、うちわフリフリ・タオルフリフリ、ライブっぽく皆さんと盛り上がりました!
やればできるものですね~(笑)
筆者にとって約2ヶ月ぶりの生るりかさんが、どんなお姿を魅せてくださるのか、その答えは…。
相変わらずパフォーマンスはカッコよく、トークはぶっ飛ばし、キュートさも笑いのセンスもばっちり、ファンサービスまで抜かりない、『アーティスト・美弥るりかさん』へとさらに進化したお姿、でした!
なんと、10月4日、大阪での追加公演が決定したとの朗報ですので、皆さまぜひ奮ってご参加くださいませ♡
著者:有田 だりあ