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雪組全ツ「はばたけ黄金の翼よ」in 長野。観劇レポ

観劇レポ

10月24日の雪組全国ツアー長野公演「はばたけ黄金の翼よ」「Music Revolution!」を観劇してきました。

地元であるホクト文化ホールでの全国ツアー公演の観劇はなんと10年ぶりでした。

このホールで、真矢みきさん、真琴つばささん、和央ようかさん、柚希礼音さんの主演舞台を観ました。

最近は、東京宝塚劇場へ観劇に行くことが多くなりましたので、とても久しぶりになりました。

さて、「はばたけ黄金の翼よ」は麻実れい様の退団公演であり、まだ若手男役だった一路真輝さんが抜擢されてヒロイン役を演じたという伝説のお芝居です。

ちらりと有名な初夜の場面だけテレビで見たことがあるくらいで(大人の色気あふれる麻実れい様と初々しいお姿の一路さん)、ストーリーなどは全然知らないのですが、「面白いに決まっている!」と期待感だけで、友の会に申し込みました。

なかなか友の会ではチケットが取れないことが多いのですが、今回は友の会のチケットが取れました。

その上、端ながらもかなりの前方とあって、楽しみで仕方なかったです。

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「はばたけ黄金の翼よ」

34年ぶりの再演とあって、どことなく古臭さと少女漫画感は確かにありましたが、とても楽しめました!

望海風斗さんのヴィットリオは、黒髪ソバージュが似合っていてもう文句なしに素敵です。

クラリーチェ役の真彩希帆さんのかわいらしいこと!お二人とも、役にピッタリです。

ストーリーは、修道院から逃げ出してきたクラリーチェが霧の中の十字路で、見知らぬ男に出会うところから始まります。

「自分の生きる道は自分で決めたい」と話すクラリーチェに修道院に戻るようにと言って、男は去っていく。

その男は隣の国の領主ヴィットリオだったのです。

ヴィットリオは、イル・ラーゴの若き領主でありクラリーチェの父を殺した仇。しかし、クラリーチェは国の和平のためにヴィットリオのもとに嫁いでいきます。

そして、有名な初夜の場面、クラリーチェは短剣を隠し持ち、ヴィットリオを刺そうとしますが、簡単に抑えられ失敗します。

「体は力づくで奪えても、心までは奪うことはできないわ」と叫ぶクラリーチェにヴィットリオは「世継ぎの剣」を渡します。

そして、クラリーチェに剣を教えるというのです・・・

ヴィットリオは、とにかく強気で、自分ならすべてうまくやれると思っている自信満々な男、隣の国との駆け引きや策略にも騙されない頭の良さも持ち合わせています。

クラリーチェは、とにかく勝気で自我が強く、運命に流されない、いざとなったら剣で戦いもするし、髪を切って男の子に変装してヴィットリオを助けにも行く、お転婆すぎるお姫様。

そんな二人の周りには、クラリーチェの存在をよく思わない部下のファルコ(朝美絢さん)、ファルコの妹でヴィットリオを慕うやはり気の強いロドミア(朝月希和さん)、クラリーチェの義理の兄で領主のジュリオ(永久輝せあさん)ジュリオのいいなずけのビアンカ(彩みちるさん)ヴィットリオの親衛隊ロレンツォ(綾鳳華さん)などがいます。

原作があり、どの役もよく描かれています。それぞれに物語があるのです。そしてどの役も難しいと思われます。

一番わかりづらいのがファルコです。

ヴィットリオを思うあまりに、悪い方向へ向かってしまうファルコを2番手格として演じていたあーさ(、よかったです。ロドミア役の朝月希和さん、これまで知らなかったのですが(すみません)、存在感がありました。

最後すべてが解決して「めでたしめでたし」で終わると思いきや、ヴィットリオとクラリーチェの二人のシーンがあります。

そこでヴィットリオの本当の気持ちが語られて、とても幸せな気持ちで見終われたのがよかったです。

初演ではなかった場面だそうで、説明的だからこの場面はいらないという意見も見かけましたが、私はよかったと思います。

このごろ、最後がなんだかよくわからないまま終わるお芝居が多くて、それで?結局どうなる?ともやもやするのです。

そこは、見た人が想像力を働かせてほしい・・・ということなのでしょうね。

私としては、最後にヴィットリオの愛の言葉を聞けてとってもよかったと思います。

観劇してみて、なぜ麻実れい様の相手役として男役の一路さんが選ばれたのかがわかったような気がしました。

クラリーチェは、思った以上に重要な役でありただのお姫様ではなく戦いもする役だからです。

そんな大役をきーちゃん(真彩希帆さん)は生き生きと演じ、少年の姿もとてもかわいくて似合っていました。

麻実れい様が当時どんなに素敵だったのかは観ていないのでわかりませんが、だいもんのヴィットリオ様、最高に素敵でした~~~!

「Music Revolution」

大劇場の「Music Revolution」の彩風さん彩凪さん凪七さんの場面をあーさ(朝美絢さん)・ひとこちゃん(永久輝せあさん)・あやなちゃん(綾鳳華さん)がそれぞれ代わって演じ、全国ツアー版として新たなショーとなっているそうです。あーさ・ひとこちゃん・あやなちゃん、3人とも大活躍でした。私は大劇場公演を観ていないので、どこがどう変わったかはわかりません。

雪組の皆さんがパワー全開でエネルギッシュなショーを魅せてくださり、楽しんでいたらあっという間に1時間が終わってしまいました。

トップの二人が歌が上手くて、安心して聞いていられるってやっぱりいいなぁと思いました。

このショーの途中で、だいもんが客席に一人降りてきて、お客様とのふれあいタイムみたいなのあります。手を振ったり、握手したり、話しかけたりするんですね。

学生さんに「長野って夜は何してるの?温泉とか?」と聞いて、学生さん真面目に「勉強」と答えてました。

昼の部は善光寺へ行った話をされたらしいです。

公演後、奏乃組長さんと望海さんの挨拶の中で、台風19号の被害へのお見舞いの言葉がありました。私自身は被害を受けていないのですが、なんだか胸がじ~んとなって泣きそうになりました。

身近な場所で大きな被害があって、心が痛み沈んだ気持ちでいたそれだけなのですが、気遣っていただいたお気持ちがうれしかったです。

奏乃組長さんの望海さん紹介の言葉は、「栗菓子が大好きで話し出すととても長い望海風斗がご挨拶申し上げます」でした。そして、望海さんは「長野には何度か来ているので、栗菓子にはずいぶん詳しくなりました。」と話されました。

こんな風に、毎公演その土地のゆかりの話題をされているらしいです。

地元民にとってはとてもうれしいですね。

(栗菓子美味しいですよね!どの栗菓子がお好きなのかしら?栗菓子好きの私、望海さんと栗菓子談義ができそう~~なんて思いました。)

大満足な全国ツアー公演でした。

素直に「あ~もう1回観たい!」と思いました。それは全く無理な願いですが・・・スカイステージの放送を気長に待つことにします。

34年前の舞台も見たいなぁと思い始めています。放送してほしいなぁ!!

雪組全国ツアーはあと2箇所、岡山、そして最後は大阪に戻ってきます。
11月10日までです。

ライター:micho

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