2020年3月の終わり、宝塚音楽学校で108期生が誕生しましたね。
おめでとうございます。
今回はコロナの影響により、例年の春の恒例となっている合格発表は、残念ながら、ホームページ上での発表でした。
しかし、いくつかのニュースなどでも取り上げられましたが、今回は、日本テレビ「沸騰ワード」でも特集されました。ご覧になりましたか?
さて、今回は、沸騰ワードの番組の中でも特に注目を浴びていた「みくさん」のについて迫りたいと思います。
これから宝塚の舞台できらりと光るトップスターへの階段にかけのぼるまでに原石に注目することもタカラジェンヌファンとしての楽しみでもありますね。
みくさんは今年で高校3年生で、宝塚受験が最後のチャンスでした。
過去にも何度か挑戦したものの、1次試験合格、2次試験合格、3次試験合格と途中までは上手くいくものの最後のステップで難しい結果でした。
他の受験者の方もとても素敵でしたが、その中でもみくさんはショートカットで髪をきちっとセットしていて姿勢や佇まいのかっこよさが際立っていました。
みくさんは元タカラジェンヌの初嶺麿代先生が代表されている受験学校の生徒でした。
プロから教えてもらえる環境で努力し続けるみくさんはとても芯があって素敵です。
その場に立っているだけで、花のある雰囲気、性格の諦めなささや目標に向かって頑張っていく姿勢がカッコよかったです。
レッスンでダンスやバレエ、歌の練習と幅広く、本番のために出来るだけの対応や生徒さんの能力を高めるために厳しいレッスンの下でみくさんは受験学校内でも上位だったようです。
受験学校では、レッスンを難なくこなしていて他の受験生からも人目置かれている存在。
1次試験の合格発表では、家で結果を確認するために髪型をオールバックにセットしていることに意気込みを感じられました。
ご家族とも仲が良いので、温かい家族の中で育ったので品格ににじみ出ています。
本当にお父さん、お母さんの愛と応援がいっぱいで素敵な家族でしたね。
すごく頑張っているお嬢さんに対して「いったい、これ以上のどんな努力をしたら、宝塚は合格できるんだろう・・・」とおっしゃっていたお父さんが印象的でした。
1次試験は、受験番号や名前を発言するというシンプルな方法ですが、宝塚で本番のステージに立った時の存在感やこれから育っていく卵としての素質を見るのには大事の受験内容です。
みくさんは受験するまでは緊張した面持ちでしたが、実際に試験を受けた後は少し安心した様子でした。
2次試験、3次試験ではコートをさらっと着こなしていて、試験が始まる前から男前なオーラが漂っていました。
最終試験では、今までは何度も試験を受けてきて今回が最後ということに対して質問されたそうで、どんな質問にも落ち着いて回答できたと言っていました。
宝塚での本番のステージでは、男役が花形ですが何キロもある衣装をまとって派手な衣装を着た他の役者に負けない演技を物怖じせずに堂々とこなす器が必要です。
宝塚のトップステージの階段を駆け上がる段階のスターの卵としてみくさんは輝ける素質が認められたのですね。
みくさんが他の受験者と話している姿や受験学校の先生との話し方は18歳とは思えない大人っぽさも魅力の1つです。
目鼻立ちがはっきりとしているので男装メイクをしてもとても映える顔立ちです。
宝塚に入りたいと思ったきっかけは幼少期にみた宝塚での公演だったそうで、14年越しの夢を自己実現できたみくさんの努力を考えるとすごいです。
みくさんには妹さんがいるので、長女として大事に育てられたので余計にしっかりとした自我を持っています。
自分の目標に対して真摯に向き合う姿は、本番の宝塚の公演でも存分に発揮されるでしょう。
宝塚で男役を勝ち取ったトップスターは芸能界でも多く活躍しています。
宝塚に入って注目されることは必然ですが、デビュー前の原石の輝きを見つけることもファンとしてはうれしいです。
無事合格発表がされ、即座にインタビューを受けている姿も大人っぽくこれから宝塚の本番のステージで演技をするみくさんに期待していきたいと思います。
108期生の入学式は?
さて、そんな108期生の入学式。
宝塚音楽学校のホームページには何もお知らせがありませんが、本来だったら、4月中頃に入学式が行われ、その様子もニュースになっていたはずですが、今までなにも情報がないということは、108期生さんたちもまだ、入学式が行われておらず、自宅待機状態という状況でしょう。
本当にやっとやっと掴んだ夢の第一歩が、まだ踏み出せていない状況というのは、なんとも歯がゆいことでしょう。
早く日常がもどりますように。