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宝塚歌劇団のお気に入りポスターはこれ

宝塚歌劇についての雑記

宝塚歌劇団も明日からいよいよ公演再開となるのに、またコロナの第二波がじわじわきていて、また鬱々としていますが、ちょっと気持ちを切り替えて、今回は、宝塚歌劇団の公演ポスターについて書いてみたいと思います。

宝塚歌劇団の公演ポスターは「次はどんな作品なのだろう?」と想像を膨らませてくれるものです。

特に再演物ではなく、初演の作品は先行画像やポスターを見ると、イメージを掻き立てられ、ワクワクします。

ここでは、宝塚で上演された作品のポスターで、「素敵だった!」と思ったものをご紹介します。

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デザインが素敵だった劇団の公演ポスター

THE MERRY WIDOW

2013年 月組 北翔海莉さん、咲妃みゆさん、凪七 瑠海さん

舞台はフランスのパリ、ということで、フランスの有名なポスター画家、アルフォンス・ミュシャをイメージしたポスターです。

初めてこのポスターを見たときは、「なんてお洒落なんだろう…!」と思いました。

宝塚歌劇といえばフランス、パリを舞台にしたお芝居やショーを沢山上演していますが、こんなにお洒落で芸術的、且つ上品なポスターは初めて見ました。

ポスターに載っている3人はお芝居の登場人物のイメージそのままで、特に咲妃みゆさんはまだ研5でしたが、若くして未亡人になったハンナを堂々と演じていました。

ハンナの赤い大きな帽子にびっくりした思い出があります。  

星逢一夜(ほしあいひとよ)

(2015年 雪組 早霧せいなさん 咲妃みゆさん 望海風斗さん)

この作品は演出家、上田久美子先生の宝塚大劇場デビュー作品です。

望海風斗さん演じる源太が一揆を起こす場面などがとてもリアルで、幼少から大人になるまで(30代頃)子役を起用せず、通し役というのも宝塚では珍しかったです。

ポスターの背景が天の川のような、水しぶきのような…。初めてポスターを見たときはとても幻想的で、「どんなお芝居なのだろう!?」と想像を掻き立てられました。

実際のお芝居は、涙が止まらず、後半のショーもかなり熱い舞台でしたので、出演者のみなさんは毎日気力も体力も奪われる毎日だったのではないでしょうか。

スターさんが素敵だったポスター

義経妖狐夢幻桜(よしつねようこむげんざくら)

(2018年 雪組 朝美絢さん 星南のぞみさん)

千秋楽前にプログラムが完売した、という伝説を残した公演です。

とにかく朝美絢さんが格好良いですよね…!!

源義経(ヨシツネ)のお話で、鎌倉出身の朝美さんのバウホール単独初主演作品です。

先行画像もとても素敵で、「ポスターが公開されるのが楽しみだな~」とのんびり構えていたら、ポスターのあまりの格好良さに、言葉を失いました。

日本物ですが現代的で、朝美さんのお衣装のマントにファスナーがついていたり、ブーツを履いていたり、ロックな衣装もとてもお似合いでした。

また、ツネを演じた星南のぞみさんもバウホール初ヒロインでしたが、ずっと綺麗な娘役さんだと注目していたので、配役を聞いたときはとても嬉しかったです。

エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-

(2014年 花組 明日海りおさん 蘭乃はなさん 北翔海莉さん 望海風斗さん  芹香 斗亜さん 柚香 光さん)

明日海りおさんのトップお披露目公演です。

明日海さんのポスターはどれも素敵なのですが、このポスターは明日海さんの圧倒的美しさに絶句しました。

どこか寂し気な表情で、蒼い瞳に吸い込まれてしまいそうでした…。

「宝塚の殿堂」(宝塚の過去作品の衣装やスターさんの展示が見られる)で演出家の小池修一郎先生が「今の明日海がやればどれほど凄いトート像を見せてくれるかという思いを禁じ得ません 」とおっしゃったほど、明日海さんのトートは素晴らしかったです。

でも、明日海さんの主演作品はどれも素晴らしかったので、すべて再演してほしい位です…。

最後に

素敵だったポスター、いかがだったでしょうか。

最近のポスターはどれも凝っていて、素敵なものばかりですよね。

ポスターを見て、「公演期間中は仕事が忙しいけれど、何とかして観に行きたい!」と思ったことが何度もあります。

これからも素敵なポスターが生まれるのが楽しみです。