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宝塚退団後の新しいロールモデルに!七海ひろきさんの活躍に注目

宝塚歌劇を楽しもう

七海ひろきさん(かいちゃん)が宝塚歌劇団を卒業されて約3年半が経過しました。

かいちゃんは花の89期生!

89期はトップスターの明日海りおさん、望海風斗さんほか、トップ娘役の夢咲ねねさんを輩出した期です。

その他、今も専科生として活躍中の凪七瑠海さんや、人気スターで月組二番手だった美弥るりかさんなど魅力的な男役さんがたくさん在籍していたことでファンの間では89期生は特別な期というイメージがあります。

現在は、ほとんどの方が卒業され、在団中なのは凪七さんのみですが、在団中は男性が足元にも及ばないほどの男性のかっこよさを具現化されていたかっこいい男役さんたちも、卒業されると髪の毛を伸ばしてスカートを着用されて、フェミニンで素敵なお姉さまとして女性に戻っていきます。

本来、宝塚の生徒さんは女性として生まれているわけなので、「女性に戻る」という表現は変なのかもしれませんが、ファンとしては、かっこいい男役さんのみりおちゃん(明日海りおさん)やのぞ様(望海風斗さん)に会いたくて、せっせと劇場に通っていたという過去の長い歴史を過ごしてきました。

舞台の上で輝くかっこいいみりおちゃんやのぞ様に心をときめかせ、相手役の娘役さんになったつもりでキュンキュン心をときめかせていたあの懐かしい日々・・。

でも、憧れの男役さんたちは卒業と同時に女性に変身するのが宝塚の不文律。

男役のままの姿で活躍することは一種のタブーになってきました。

卒業後も応援し続けるのがファンとしての美しい在り方だとは思っていても、素敵な男役さんを新たに発見して応援をする、という行動に走ってしまうのが、一般的な宝塚ファンの姿ではないかと思います。

ご贔屓のスターさんが退団すると、しばらく観劇に行く気持ちにもなれず、卒業したスターさんの姿をいつまでも心の中に焼き付けておとなしくしていることをファンの間では、「喪に服す」という言葉で表現されていますが、確かに、男役さんだった時のスターさん達の姿が消えてしまうので、そういう気持ちになることはわかります。

私もこれまで何度も喪に服してきました。

ところが、卒業と同時に喪に服すどころか、ますますファンの心を掴んでファンを元気にしてくれる救世主のスターが現れました!

それが今回のテーマに取り上げさせていただいた元宙組・星組の男役スターの七海ひろきさん(かいちゃん)です!

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卒業後もかっこいい男役のまま

かいちゃんは、これまでの宝塚の常識や不文律を覆し、卒業後もかっこいい男役のまま、話題の舞台やテレビ番組に出演したり、ツイッターやLINEなどSNSを使ってファンへのサービスを強化するなど、在団中以上にファンを喜ばせる大活躍をされています。

宝塚歌劇団の男役さんの卒業後の新しいロールモデル、それが七海ひろきお兄様(かいちゃん)です!

稀有なセルフプロデュース力!

わたしはかいちゃん自身のセルフプロデュース力や宝塚ファンを喜ばせる宝塚の魅力の発信方法の才能に、在団中から注目していました。

宝塚スカイステージの「ブリリアント・ドリームス」という番組では、自ら脚本・演出を手掛けた学園物ドラマが何回か放送されました。

見ている方が恥ずかしくなるようなキュンキュンする先輩・後輩の会話やシチュエーション・・。

ファンの妄想を掻き立てるストーリーやシーンは、「こういうのが見たかった!」

という宝塚ファンの間で話題になりました。

野口幸作先生の作品にも通じる胸キュンシーンの数々は、自らがコアな宝塚ファンで、ファンの心理を熟知しているからこそ、思いつくシーンだと思います。

かいちゃんは、ファンの心をしっかりとつかむ才能を持っている稀有なタカラジェンヌです。

SNSを使ってファンの心を捉える

かいちゃんの快進撃は、留まるところを知りません。

卒業後、SNSを使ってファンの心を捉えるというアイディアは素晴らしいと思いました。

かいちゃんのLINEに登録すると、かいちゃんが頻繁にメッセージ送ってくれるので、ファンは彼女になった気分で日々のかいちゃんの行動を知ることができます。

そして、かいちゃんから時々LINE電話もかかって来て、彼女になった気分でかいちゃんの声を聴くこともできます。

彼女にこまめに連絡をすることが素敵な彼氏の条件、とよく言われますが、かいちゃんは「雨が降ってきたから、気を付けてね」とか「今日のドラマ、放送時間がずれるかもしないから注意してね。」とか、つい「うん、わかった!ありがとう、かいちゃん。」と答えてしまうような何気ないメッセージを送ってくれます。

これはファンにとってはとても嬉しいサービスです。

在団中にはできないことなので、卒業したからこそできるファンサービスということも言えると思います。

かいちゃんからのLINE電話では、かいちゃんが会話を始めた後、かいちゃんの言葉に反応する時間が少し空いていることもポイントです。

電話をもらった彼女は、かいちゃんが振った話題に応えることが出来るようになっていて、かいちゃんとの会話がなんとなく成立するので、彼氏のかいちゃんから電話をもらった彼女の気分になれるのです。  

ご贔屓の生徒さんが卒業して喪に服しているファンから「かいちゃんのファンはいいな~。卒業してからのほうがもっとキュンキュンできるみたいだし・・。」という声を良く聴きます。

本当に、その気持ちは私もよくわかります。

かいちゃんの卒業後にもファンが増え続けているというお話をファンの方からお聞きしたことがありますが、宝塚時代のかいちゃんを知らない新しいファン層も獲得しているということは凄いことだと思います。

「七海ひろき的アプローチ」という新しいジャンルの宝塚OGの在り方は、今後もぜひ素敵な男役さんたちに継承してほしいな、と思います。 

「合コンにいったら男しかいなかった」に出演中

先日2話目が放送された民放の深夜ドラマ「合コンにいったら男しかいなかった」に出演しているカイちゃんのかっこ良さは、出演している他の男性(3人とも美形で素敵な俳優さんですが)はカイちゃんとは比べ物になりません。

少し前になりますが、ライブ配信で拝見したコロッケさんとの共演の舞台「令和千本桜―義経と弁慶」で義経役だったかいちゃんもかっこよかったです。

お芝居の後のかいちゃんの「七海ひろきスペシャルステージ」も、宝塚時代のかっこよさが再現されていてとても素敵でした。

「コロッケさん、ありがとうございます!」と心から感謝しました。

今後の七海ひろきさんにも注目!

かいちゃんは、来年2月に「刀剣乱舞」の舞台に主役の歌仙兼定役で出演することも決まっているそうです。

2.5次元の舞台には、ビジュアル的に宝塚の元男役さんはピッタリだと思っていましたが、ファンは絶対に見たいはず!

チケット争奪戦は避けられないと思います。

この舞台にはかいちゃんだけではなく、彩凪翔さんや、澄輝さやとさんなどの元男役かっこいいOGの方々も大勢出演されるとのこと。楽しみです。

かいちゃんは元宝塚男役OGの活躍の場に、新たな道を開いた先駆者です!

かいちゃんのプロデューサー、演出家としての才能にも期待しています。

宝塚OGの進路に新たな道を開いた勇気あるかいちゃんのチャレンジを、これからも応援し続けたいと思います。