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宝塚観劇の新しい視点:2階席最後列からの景色と魅力

宝塚歌劇を楽しもう

東京宝塚劇場の2階席のいちばん後ろの席のチケットを手に入れたので、行ってきました。

宝塚を見るならSS席や、S席だよなぁと思っていたのですが、2階席のB席も予想以上に楽しめるものでした。

いちばん後ろの席から、舞台はいったいどんな風に見えるのか?、実際に舞台は見えやすいのか?など、とてもワクワクした気持ちでいっぱいでした。

今回は、実際にいちばん後ろの席から舞台観劇をした感想をご紹介しますので、あなたのチケット購入時の参考になるといいですね。

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座席の種類

東京宝塚劇場の座席は4種類あり、価格は次のとおりです。

  1. SS席 12,500円
  2. S席  9,500円
  3. A席  5,500円
  4. B席  3,500円

東京宝塚劇場のいちばん後ろの席

東京宝塚劇場のいちばん後ろの席は、B席16列です。

B席のチケット代は、3,500円でとてもお手頃価格ですよね。

3,500円で、3時間の夢の世界を堪能できるから、コスパも最強ではないでしょうか。

いちばん後ろからの舞台の見え方

ここからは、実際に観劇して感じたことをご紹介していきますが、あくまでも個人の感想ですので、チケットをとる時の参考程度にしてくださいね。

*舞台

当然ですが、舞台まではめちゃくちゃ遠く感じます。

しかし、「宝塚の舞台を楽しみたい」と思う人にとっては、舞台全体を広く見ることができるという楽しみ方があります。

今回は、オペラを持って行きましたが、使う頻度を減らして舞台そのものを広く楽しんで見ることにしたんです。

オペラを使わずにいると、演技の中心にいる人の「周りにいる人たちの動き」がとてもよく見えるんですよね。

「主演が喋っている場面なのに、そこで何遊んでいるの⁉︎」

「あ、舞台袖に移動しているけど、移動中の姿勢綺麗」

なんて、ふとした時に見える場面ひとつひとつが、B席ならではの舞台の楽しみかたのひとつでした。

*オケボックス

指揮者の動き、演奏者の動きなど、とてもよく見えます。

演奏していない時のオケボックスが気になって、オペラで覗いてみました。

「演奏していない時は、動かず静かに待機してる」

「指揮者の手元のライト、どのくらい楽譜とか見えているのかなぁ」

なんて、いろいろ楽しく想像することができて楽しかったです。

*衣装

宝塚の衣装は、クルクル体を回転させたり、裾を持って揺らしたり、いろいろな魅せ方をしてくれますよね。

B席からは、衣装がとてもキレイに見えました。

まるで、たくさんの蝶々たちが一斉に羽を羽ばたかせているかのように、とても綺麗に衣装がひらひら舞っていました。

そんな綺麗な衣装使いをしながらの演舞も、みんなが揃っていて、とても素敵でした。

*銀橋

意外と、しっかり銀橋は全て見えました。

以前、いちばん後ろの席以外の2階席に座った時、手すりがちょうど銀橋に重なってしまったり、銀橋のいちばん真ん中が見えなかったりしたんです。

でも、B席のいちばん後ろの席からは、銀橋がバッチリ見えました!

*大階段

東京宝塚劇場の大階段は、全部で26段あります。

実際にオペラを覗きながら何段まで見えるのか数えたところ、B席16列から見えるのは、21段でした。

いちばん後ろの席のデメリット

案外いちばん後ろの席もいいじゃない!

次は、B席チケットを取ってみようかなぁと、思った方もいるでしょう。

デメリットもあるので、ちゃんと理解した上でチケットを取らないと、残念な思いをする可能性もありますからね。

*お顔が見えない

舞台からいちばん遠い席なので、こればかりはどうしようもないですよね。

ご贔屓様の綺麗なお顔を見るなら、オペラは必須でしょう。

*大階段の全体が見えない

先にも書きましたが、26段中21段しか見えません。

つまり、大階段を降りる前の待機している姿を見ることはできません。

突然、大階段を降りてくる人のつま先が現れます(笑)

大きな羽根を背負って大階段の中央に立つトップスターの姿は、見切れることなく全部見えるのでご安心くださいね。

こんな人におすすめB席16列

おすすめする理由を、いくつかご紹介します。

*コストを優先させ、宝塚の舞台を楽しみたい

*チケットを数枚買って、何度も楽しみたい

*オペラがなく、遠くても舞台を楽しみたい

*椅子に座って観劇できれば、どこの席でも大丈夫

*舞台全体を楽しみたい

*後ろの席の人を気にせず舞台に集中したい

こんな人にはおすすめしないB席16列

おすすめしない理由も、いくつかご紹介します。

*初めての宝塚観劇

 最初が肝心なので、最初は前方席をお勧め

*センターブロックに座ることにこだわりたい人

 16列は、センターブロックがありません

*足腰が弱いひと

 2階席は全体的に急勾配です

*高い場所が苦手な人

 急勾配なためか、階段を見下ろすと目が眩むかもしれません

*とにかくご贔屓さんの表情を近くで見たい人

 オペラがないと、ほとんど表情まで確認できません

*幕間のトイレ争奪戦に早く参加したい人

 座席の後ろの出入り口は封鎖されているため、出入り口が遠い

まとめ

宝塚劇場の2階席のいちばん後ろの「B席16席」について、どう感じましたか?

宝塚の舞台の楽しみ方は、人それぞれこだわりがあるでしょう。

SS席、S席での観劇は、とにかくジェンヌさんに近く、オペラがなくても表情が見えます。

B席は、B席ならではの見え方と、楽しみ方がありますので、B席のチケットでの観劇もぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。